伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/12/13

2019-12-13 07:50:36 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 30:1-6

「わたしがあなたがたの前に述べたこのもろもろの祝福と、のろいの事があなたに臨み、あなたがあなたの神、主に追いやられたもろもろの国民のなかでこの事を心に考えて、 あなたもあなたの子供も共にあなたの神、主に立ち帰り、わたしが、きょう、命じるすべてのことにおいて、心をつくし、精神をつくして、主の声に聞き従うならば、 あなたの神、主はあなたを再び栄えさせ、あなたをあわれみ、あなたの神、主はあなたを散らされた国々から再び集められるであろう。 たといあなたが天のはてに追いやられても、あなたの神、主はそこからあなたを集め、そこからあなたを連れ帰られるであろう。 あなたの神、主はあなたの先祖が所有した地にあなたを帰らせ、あなたはそれを所有するに至るであろう。主はまたあなたを栄えさせ、数を増して先祖たちよりも多くされるであろう。 そしてあなたの神、主はあなたの心とあなたの子孫の心に割礼を施し、あなたをして、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主を愛させ、こうしてあなたに命を得させられるであろう。」

人間は失敗しやすい生き物です。私たちを造られた神はその人間の特性を良くご存じですから、たとい失敗したとしてもそこから再び立ち直る道を備えてくださいます。まことの神を捨て、偶像の神々と人の力に頼った故に懲らしめに遭い、世界中に離散したイスラエル民族にも、再びその栄光を取り戻すチャンスが与えられます。厳しい迫害と度重なる民族存亡の危機に立ったイスラエルの民でしたが、神は一度祝福を約束したご自身の民を忘れることなく、主に立ち返るならば再びその民を約束の地に集め、大いなる回復を実現してくださいます。第二次世界大戦後、何千年ぶりに奇跡的な建国を果たしたイスラエルの国に、今、世界中から、続々とユダヤ人たちが帰還しています。たとい地の果てまで塵々に離散させられても、彼らは再び集められる運命に定められているのです。古の昔から神が定めておられたその動向を、何人たりとも止めることなどできません。

https://www.bible.com/bible/81/deu.30.1-6.ja1955

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申命記 30:7-10

「あなたの神、主はまた、あなたを迫害する敵と、あなたを憎む者とに、このもろもろののろいをこうむらせられるであろう。 しかし、あなたは再び主の声に聞き従い、わたしが、きょう、あなたに命じるすべての戒めを守るであろう。 そうすればあなたの神、主はあなたのするすべてのことと、あなたの身から生れる者と、家畜の産むものと、地に産する物を豊かに与えて、あなたを栄えさせられるであろう。すなわち主はあなたの先祖たちを喜ばれたように再びあなたを喜んで、あなたを栄えさせられるであろう。 これはあなたが、あなたの神、主の声に聞きしたがい、この律法の書にしるされた戒めと定めとを守り、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主に帰するからである。」

神の民イスラエルを祝福される神は、イスラエルを祝福する者を祝福し、イスラエルを呪う者を呪われるお方であることを、私たちは心して認識しなければなりません。イスラエルほど周囲の人々から憎まれる民はいません。特に中東地域でのイスラエルの憎まれ方は異常なほどです。それはイスラエルが神から特別に祝福された民であり、何をしても栄えるため、周囲の人々は彼らを羨み、嫉妬し、憎むようになるのです。しかし私たちがイスラエルに対して取るべき態度は、故なく彼らと敵対して神の敵となることではなく、むしろ彼らの味方となって神の側に立ち、祝福のおこぼれに与る方が私たちの益になることは自明のことです。そうさせないでいるのは人間のエゴ、傲慢、プライド、頑なな心です。イスラエルが彼らの神、主に立ち帰って再び祝福を得るように、私たちもまたまことの神を信じ、呪われた者ではなく祝福された者とならせていただきたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/deu.30.7-10.ja1955

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申命記 30:11-14

「わたしが、きょう、あなたに命じるこの戒めは、むずかしいものではなく、また遠いものでもない。 これは天にあるのではないから、『だれがわれわれのために天に上り、それをわれわれのところへ持ってきて、われわれに聞かせ、行わせるであろうか』と言うに及ばない。 またこれは海のかなたにあるのではないから、『だれがわれわれのために海を渡って行き、それをわれわれのところへ携えてきて、われわれに聞かせ、行わせるであろうか』と言うに及ばない。 この言葉はあなたに、はなはだ近くあってあなたの口にあり、またあなたの心にあるから、あなたはこれを行うことができる。」

神がモーセを通じて律法を授けられたのは、モーセ亡き後も人々が神の御心がわかるように、その掟を身近に置き、守り行うことのできるようにするためでした。十戒の記された石の板は神の幕屋にありますが、モーセはそのエッセンスとなる御言葉を家の門口に打ち付け、その額に置き、手に結びつけ、服の房を見て思い出すようにとイスラエルの民に命じたのは、自分の身近なところに神の御言葉を置き、守り行うことのできるようにするためでした。モーセの時代、旧約、新約の時代には、聖書は神殿やシナゴーグにしか置くことのできない貴重なものでしたが、印刷技術の発展により誰でも聖書を入手して手元に置くことのできるようになり、更にIT技術の進歩によりインターネットやスマホなどを介してどこでも神の御言葉に触れることのできるようになりました。私たちもまた聖書通読や暗証聖句など、心の中に神の御言葉を刻みつけ、たとい宗教弾圧が起こり聖書を奪われても、スマホやインターネット接続環境のない場所に追いやられても、常に神の御言葉を思い起こし、神の御心を悟り、その教えを守り行うことのできるように備えることが重要です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.30.11-14.ja1955

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申命記 30:15-20

「見よ、わたしは、きょう、命とさいわい、および死と災をあなたの前に置いた。 すなわちわたしは、きょう、あなたにあなたの神、主を愛し、その道に歩み、その戒めと定めと、おきてとを守ることを命じる。それに従うならば、あなたは生きながらえ、その数は多くなるであろう。またあなたの神、主はあなたが行って取る地であなたを祝福されるであろう。 しかし、もしあなたが心をそむけて聞き従わず、誘われて他の神々を拝み、それに仕えるならば、 わたしは、きょう、あなたがたに告げる。あなたがたは必ず滅びるであろう。あなたがたはヨルダンを渡り、はいって行って取る地でながく命を保つことができないであろう。 わたしは、きょう、天と地を呼んであなたがたに対する証人とする。わたしは命と死および祝福とのろいをあなたの前に置いた。あなたは命を選ばなければならない。そうすればあなたとあなたの子孫は生きながらえることができるであろう。 すなわちあなたの神、主を愛して、その声を聞き、主につき従わなければならない。そうすればあなたは命を得、かつ長く命を保つことができ、主が先祖アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われた地に住むことができるであろう」。

神は人をあらかじめインプットされた命令通りにしか動かないロボットのようにではなく、自由な意志を持つ存在として造られました。それは神が人をかけがえのない存在として、限りない愛を傾け注がれる貴重な存在として、人格と尊厳を重視されているからです。イスラエルの民がいよいよ約束の地に入る前に、神は彼らの前に祝福と呪いを置き、神に聞き従って祝福を得るか、神を捨てて呪いを受けるか、どちらかを選択しなさいと、人々の自由意志に任せました。もちろん神の御心は、神に聞き従って祝福を得ることです。その神の御思いは、異邦人に過ぎない私たちに対しても向けられています。主イエス・キリストの十字架の購いにより、全世界の人々が神の祝福を受けることのできる存在として福音が解放された今、神の御言葉、聖書の教えに聞き従って祝福を得るか、神に逆らい御言葉の約束をないがしろにして呪いを受けるか、選択権は私たちに委ねられています。

https://www.bible.com/bible/81/deu.30.15-20.ja1955
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【今日の聖句】 2019/12/13

2019-12-13 05:25:16 | 今日の聖句
ヨハネの手紙一 4:19 新共同訳

わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。

愛されることなく育った人は、人を愛することができないと云われます。私たちは愛されることによって愛を学びます。その愛の源は、人を造り、いのちを授けてくださった神から始まります。たとい誰からも愛されることがなかったとしても、神に愛されていることを知り、まことの愛を学ぶ私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1jn.4.19.新共同訳
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