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【COGHCC聖書通読】 2019/12/12

2019-12-12 07:40:13 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 29:1-9

これは主がモーセに命じて、モアブの地でイスラエルの人々と結ばせられた契約の言葉であって、ホレブで彼らと結ばれた契約のほかのものである。 モーセはイスラエルのすべての人を呼び集めて言った、「あなたがたは主がエジプトの地で、パロと、そのすべての家来と、その全地とにせられたすべての事をまのあたり見た。 すなわちその大きな試みと、しるしと、大きな不思議とをまのあたり見たのである。 しかし、今日まで主はあなたがたの心に悟らせず、目に見させず、耳に聞かせられなかった。 わたしは四十年の間、あなたがたを導いて荒野を通らせたが、あなたがたの身につけた着物は古びず、足のくつは古びなかった。 あなたがたはまたパンも食べず、ぶどう酒も濃い酒も飲まなかった。こうしてあなたがたは、わたしがあなたがたの神、主であることを知るに至った。 あなたがたがこの所にきたとき、ヘシボンの王シホンと、バシャンの王オグがわれわれを迎えて戦ったが、われわれは彼らを撃ち敗って、 その地を取り、これをルベンびとと、ガドびとと、マナセびとの半ばとに、嗣業として与えた。 それゆえ、あなたがたはこの契約の言葉を守って、それを行わなければならない。そうすればあなたがたのするすべての事は栄えるであろう。」

神とイスラエルの民が交わした契約は、彼らの父祖アブラハムの信仰により神の宝の民とされたアブラハム契約、出エジプトの後シナイ山(ホレブの山)で十戒を授かったときに交わしたシナイ契約、約束の地に入る直前にモアブの平野で交わしたモアブ契約、そして後にイスラエル王国を確立したダビデ王と交わしたダビデ契約の4つが主なものです。このうち今、通読している箇所は3番目のモアブ契約です。これはホレブの山で一方的に授かったシナイ契約の律法を再び思い起こさせ、神に聞き従って祝福を受けるか、神に聞き従わずに呪いを受けるか、イスラエルの民に自ら選択を促すものでした。神はこのときまでにもすでに、荒野を旅した40年間の道程を守り、天からのパンを降らせ、その着物も古びず、イスラエルに敵対して歓迎しなかったヘシボンの王シホンとバシャンの王オグを撃ち破ってルベン族とガド族とマナセの半部族に領地として与えるという数々の奇跡と善い業を行ってきました。それらを実際に経験して知っているのだから、これこら約束の地に入っても神を畏れ、その契約を守り行って祝福を受けなさいという勧めです。

https://www.bible.com/bible/81/deu.29.1-9.ja1955

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申命記 29:10-15

「あなたがたは皆、きょう、あなたがたの神、主の前に立っている。すなわちあなたがたの部族のかしらたち、長老たち、つかさたちなど、イスラエルのすべての人々、 あなたがたの小さい者たちも、妻たちも、宿営のうちに寄留している他国人も、あなたのために、たきぎを割る者も、水をくむ者も、みな主の前に立って、 あなたの神、主が、きょう、あなたと結ばれるあなたの神、主の契約と誓いとに、はいろうとしている。 これは主がさきにあなたに約束されたように、またあなたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブに誓われたように、きょう、あなたを立てて自分の民とし、またみずからあなたの神となられるためである。 わたしはただあなたがたとだけ、この契約と誓いとを結ぶのではない。 きょう、ここで、われわれの神、主の前にわれわれと共に立っている者ならびに、きょう、ここにわれわれと共にいない者とも結ぶのである。」

通常、契約はその対象者が契約を交わす時点で限定されます。しかし神の祝福の契約は、契約を交わした時点ではこの世に生を受けていない者や、イスラエル人以外の寄留者や奴隷、まだ神の民の一員として加わっていない者までも含めて、この契約の対象とするという、実に寛大で太っ腹な、人の側に実に有利な契約です。神は旧約聖書の時代から、神に聞き従うすべての国民を祝福しようと、門戸を大きく開いて契約を結ばれました。現代に生きる異邦人の私たちもまた、これらの原契約に与ることができるとは、何たるさいわいなことでしょうか。神の恵みの大きさに、ただただ感謝を捧げる外ありません。

https://www.bible.com/bible/81/deu.29.10-15.ja1955

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申命記 29:16-21

「われわれがどのようにエジプトの国に住んでいたか、どのように国々の民の中を通ってきたか、それはあなたがたが知っている。 またあなたがたは木や石や銀や金で造った憎むべき物と偶像とが、彼らのうちにあるのを見た。 それゆえ、あなたがたのうちに、きょう、その心にわれわれの神、主を離れてそれらの国民の神々に行って仕える男や女、氏族や部族があってはならない。またあなたがたのうちに、毒草や、にがよもぎを生ずる根があってはならない。 そのような人はこの誓いの言葉を聞いても、心に自分を祝福して『心をかたくなにして歩んでもわたしには平安がある』と言うであろう。そうすれば潤った者も、かわいた者もひとしく滅びるであろう。 主はそのような人をゆるすことを好まれない。かえって主はその人に怒りとねたみを発し、この書物にしるされたすべてののろいを彼の上に加え、主はついにその人の名を天の下から消し去られるであろう。 主はイスラエルのすべての部族のうちからその人を区別して災をくだし、この律法の書にしるされた契約の中のもろもろののろいのようにされるであろう。」

今モアブの平野に立っている出エジプト第二世代のイスラエルの民は、かつてエジプトで奴隷であったときの過酷な生活と、エジプトを出てからこの地に至るまで神がどれほどの奇跡を行ってきたか、すべて目の当たりにし、実体験としてその身に経験してきました。そして神が滅ぼされた民が拝んでいた偶像の神々が、いかに力のない、何の役にも立たない無益なものに過ぎないかを知っているはずです。だからこそ、まことの神、主を離れ、偶像の神々を拝むようになってはならない、もし偶像に心を傾けるならば、神に背を向ける者が一人でも起こるならば、神が滅ばされた異教の民と同じ運命を辿ることになると、厳しく警告されました。律法の書に記された呪いの言葉は、すべての人を呪うためのものではなく、神に聞き従わない者が受ける厳しい裁きの言葉であることを、私たちは取り違えてはなりません。

https://www.bible.com/bible/81/deu.29.16-21.ja1955

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申命記 29:22-29

「後の代の人、すなわちあなたがたののちに起るあなたがたの子孫および遠い国から来る外国人は、この地の災を見、主がこの地にくだされた病気を見て言うであろう。 -全地は硫黄となり、塩となり、焼け土となって、種もまかれず、実も結ばず、なんの草も生じなくなって、むかし主が怒りと憤りをもって滅ぼされたソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムの破滅のようである。- すなわち、もろもろの国民は言うであろう、『なぜ、主はこの地にこのようなことをされたのか。この激しい大いなる怒りは何ゆえか』。 そのとき人々は言うであろう、『彼らはその先祖の神、主がエジプトの国から彼らを導き出して彼らと結ばれた契約をすて、 行って彼らの知らない、また授からない、ほかの神々に仕えて、それを拝んだからである。 それゆえ主はこの地にむかって怒りを発し、この書物にしるされたもろもろののろいをこれにくだし、 そして主は怒りと、はげしい怒りと大いなる憤りとをもって彼らをこの地から抜き取って、ほかの国に投げやられた。今日見るとおりである』。 隠れた事はわれわれの神、主に属するものである。しかし表わされたことは長くわれわれとわれわれの子孫に属し、われわれにこの律法のすべての言葉を行わせるのである。」

神がイスラエルの民に警告された呪いの言葉は、多くの日を経て後、バビロン捕囚によって実際にイスラエルの民に災いが降りかかることになりました。今日、イスラエルをあざ笑う者は、その祖国を失い、世界中に散り散りとなった歴史を見て彼らを揶揄するのです。昔も今も変わりなく、そして未来までも、神の言葉は真実であることを、私たちは神の民イスラエルの歴史から賢く学び、自身の人生に当てはめて、神の祝福と呪いのどちらを選び取るか、賢い選択をしなければなりません。

https://www.bible.com/bible/81/deu.29.22-29.ja1955
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【今日の聖句】 2019/12/12

2019-12-12 05:45:41 | 今日の聖句
ヨハネの黙示録 7:9-10 新共同訳

この後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民の中から集まった、だれにも数えきれないほどの大群衆が、白い衣を身に着け、手になつめやしの枝を持ち、玉座の前と小羊の前に立って、 大声でこう叫んだ。 「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、 小羊とのものである。」

やがて来たる世の終わりには、再臨の主によって地上の罪人が裁かれる大艱難時代が訪れますが、神に聞き従う者は裁きを免れて救われます。先に救われた聖徒たちは、白い衣を着て神の御前に立ち、大声で主の救いをほめたたえます。ある日突然、裁きの日が来る前に、罪を悔い改め、神に立ち返って裁きを免れる私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/rev.7.9-10.新共同訳
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