子どもの読み聞かせのボランティアをしているかたからのおすすめでした。
秀作絵本シリーズに選ばれている「パパのカノジョは」(ジャニス・レヴィ作 クリス・モンロー 絵)
タイトルから想像できるとおり父子家庭の女の子が、パパの新しいカノジョを観察する日記。ってことは、パパのカノジョは複数いたってことね。おじさんモテるな。
大人が読んでも「ふむふむ」むしろ大人が読んでそうありたい本でした。
あたし(たぶん小学生)は、当初新しいパパのカノジョは、ちょっとかっこ悪いと思っていた・・・けど・・・パパの新しいカノジョは・・・・
あたしの話しをテレビを消してきいてくれる。
ひみつはひみつにしといてくれる。
あたしがうまく話せない時でも、口をはさんだりしない。
あぁ、耳が痛い。なんでもパッパっとやってしまうワタクシは、待つということが、あまりできなかったから。
あたしが機嫌がわるいときは質問ぜめにしたりしない。ただしずかにしといてくれる。
あぁ、これも出来なかった。ついつい口をはさむ、過剰に心配する、子どもの価値観の中にぐいっと入ろうとしてた。
でも、これ子ども相手に限らず、大人同士でも大事なこと。今からでも遅くない。
読み聞かせをした方が言うには、最近の子どもって、日本ではまだなじみが無いかな、というシチュエーションの関係性でも、違和感を持たなかったんだって。
いろんな家族の形が受け入れられる世の中になっていきつつあるんでしょうか。
わが社でも、今度は同性パートナー(事実婚にならざるを得ない)と離れて単身赴任する場合は、独身扱いではなく単身赴任手当を支給するよう、社内規定を変える動きもあるとか。