Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

よく似た作品群

2014-04-18 | カルチャー

活字中毒気味なので、いつも手元に本があります。
先日、会社の読書仲間から宮本 輝の2作品各上・下巻のあわせて4冊を借りました。



私の読書タイムは通勤のバスの中。往復100分ほどのスキマ時間を利用します。読み始めたら、時間を忘れてしまうので、通勤タイム以外はなるべく読まないように心がけてます。
宮本ワールドに、涙ポロリしながら、アッと言う間に上巻を読み終えました。これは、すぐにも続きを、下巻を読みたい。
あわただしい朝、本をひっつかんで、通勤用バックに詰め込みます。
満員バスに乗って、やっとこさ空いた席にすわり、おもむろに本を開き、わくわくしながら、下巻を読み始めます。

登場人物が、上巻とガラリと変わっています。

1つの作品の中で2つのストーリーが交錯するのは、よくある手法です。
下巻で初めて登場した佐伯についても、重要人物らしき仁志についても、なんの注釈もありません。ん?ん?う~ん??謎が謎を呼びます。それにしても・・・・・説明がなさ過ぎで、ちょっと戸惑います。
40ページほど読み進めてからも、上巻の人物が1人も登場しないので、「はっ!!」と気づきました。
表紙をひっくりり返し、タイトルを確認しました。
「ちがう・・・・・
                 

私が読んでいたのは「三千枚の金貨」で、手に持っていた本のタイトルは「三十光年の星たち 」でした。
どうりで、意味不明だったはずだ・・・・・40ページも読んでやっと気づくなんて、鈍すぎる・・・・
よく似たタイトルだから~、と自分に言い訳したけど「三」のひと文字しか、一緒じゃない・・・
三千と三十光年、似ているようで、とてつもなく遠い・・・・・(爆)



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