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(日々これバタバタ)Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

午前10時の映画祭~ニューシネマパライダイス~

2019-08-14 | カルチャー

広島ブログ

「1度スクリーンで見たかった。もう1度スクリーンで見たかった』というキャッチコピーのもと、過去の名作をスクリーンに蘇らせてくれていた「午前10時の映画祭」は、10年間続いて2019年がファイナルの年です。

毎日10時からの1回限り、上映期間は1週間または2週間というスケジュールなので、都合をつけるのが難しいのだけど・・・・

「映画祭」のいまの上映作品が、名作ちゅうの名作「ニューシネマパラダイス」となれば、万障お繰り合わせのうえ行くっしょ。行くしかない。
あぁ~ヨカッタ。たぶん、3~4回は見ていると思うけど、スクリーンで見たのは2度目。
映画のすばらしさ、映画にまつわる人たちの深い愛情を描いた作品だから、スクリーンで見る機会があるなら見逃すてはない。

何回見ても泣ける。
さまざまなシーンで泣ける。
見ている途中でポロポロ泣けます。

なんで泣けるのかというと、悲しいというのとはちょっと違う。深い愛情やら、郷愁やらの美しいものが「胸をうつ」という表現がぴったりかも。

映画好きの子ども時代のトトの笑顔のなんとかわいらしいこと。

鑑賞後は、胸にわだかまっていたものがすぅ~と消えていくようなリリシズムを感じさせてくれる映画。本当に名作です。

今回、隣りに座っていたおじいちゃんが一人ごとをつぶやいたり、主題歌を口ずさんだり。
「ムッ」とするところですが『いいよ、いいよ、おじいちゃん。いい映画だもんね。この映画が好きな者同士じゃないか』と、めちゃ寛容になれました。
これもよい映画を見た効果です。

完全オリジナル版と劇場公開版があるけれど、ワタシは劇場公開版が好きです。
初恋の悲恋は美しい思い出のままそっと胸にしまってていいんじゃね?
余韻に浸りたいので、 映画は全部語らなくていいです。

2週間上映なので、まだ機会はあります。未見の方はぜひに。
 

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実写版なの???

2019-08-12 | カルチャー

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ワタシが観劇好きになったきっかけは、20年ほど前に見た劇団四季の「ライオンキング」から。

音楽、舞台装置のすばらしさに大感激して、この感激を家族にも味あわせたいと、オット、子ども達、両親までひき連れて博多座へ大遠征。大出費をした思い出の作品です。

全登場人物が動物なので、人間が動物になり切るためのコスチュームや動きに惚れ惚れしました。
以来、劇団四季の作品はほとんど見たし、劇団四季以外のミュージカルにもたくさん足を運びました。

そんな思いいれのある「ライオンキング」が実写版で映画化されると聞いて・・・・うれしいと同時に・・・
「どうやって???」
「動物たちをどうやって手なづけるの????」
と驚愕していたら・・・・そんなわけないですよね。全編CGですって。
                             (公式サイトより)

それって、実写というのかな???イマイチ胸に落ちないのだけど・・・。


にしても、最近のCGの技術のすごさときたら、ホンモノよりホンモノぽいとでもいいましょうか。こんなになんでもCGで出来ちゃうと、生身の女優や俳優なんてのいらなくなりそうで。


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念願のMINITURE LIFE展

2019-08-11 | カルチャー

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ドールハウスとか食玩とかの小さいものが大好きなのですが、なにせ不器用なので作るという過程はワタシには不向き。もっぱら鑑賞派です。

待ち望んだミニチュア写真家 田中 達也さんの展覧会がついに広島で開催。
九州、四国での展覧会は期を逸したので、地元で開催してもらえるなんて、ありがたい。
田中 達也さんは、朝のテレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックの映像で有名。「ひよっこ」の大ファンのオットと観に行きました。

そもそもミニュチュア写真家ってなに????ミニュチュア作家じゃないの???
という疑問はトーゼンです。
田中達也さん、ミニュチュア作品を作る方じゃなくて、市販のミニュチュアを利用して、ある場面を構築して、それを写真に撮って発表する。
まあ、ひと手間欠けているというか、回り道してるというか・・・・そんな写真家です。


たとえばコレ↓
この写真のタイトルは『地球は青かった』

ミニュチュアの宇宙飛行士の人形と、ミニチュアのスペースシャトルと、食品サンプルのミントアイスのソフトクリームを利用して。
その原型が展示されていました。こんな感じ↓
「チャーフィン」という作品の原型はコレ↓
いままさにチャーハンが出来上がるという躍動感のある食品サンプルの中に、ミニチュアのサーファーが米粒の波をくぐっている。
つけたタイトルが『チャーフィン』ですから。
こちらは調理器具の油切りのバットに、ミニチュアのスイマーたち。タイトルは『25センチプール』

シャレの効いたタイトルがクスッと笑わせ、そのアイデアになるほどと感心してジワる。
言葉選びが秀逸。ひと言で、場面の説明としゃれを効かせるなんて。
ちなみに田中さん、コミニチュア人形だけで2万体持っているそう(驚)
センスだけではなく、整理整頓が得意でないと出来ない芸術みたいです。

作品撮影OK、SNSでの拡散大歓迎とのこと。
この発表スタイルは田中さんが生み出した独自なものだから、オンリーワンとしての自信の表れかもしれません。
楽しい、楽しい展覧会でした。

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ニューヨークに関する本と映画と

2019-08-04 | カルチャー

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最近の読書マイブームはニューヨーク。
きっかけはエッセイストの岡田光世さんの「ニューヨークの魔法」シリーズにはまってから。
ニューヨークという大都会のシビアさと同時に、なんて素敵、なんてあったかいと感心するニューヨーカーたちの暮らしがいきいきと語られて、時々ホロリ。

日本だと見知らぬ同士が声を掛け合う、助け合うなんてことはめったに無いけど、ニューヨークでは素敵なお節介さんがたくさんいるみたい。

ただ、これはトランプ大統領が登場する前、19年前のアメリカなので、いまは事情が違うのかもしれません。
でもこの本の中に登場する人種や職業や学歴などで物事の線引きをしない人たちが、今でもいるはずだから。
ニューヨークに行きたーーーいっていう感じ。
ニューヨークマイブームなのでニューヨークを舞台にした映画も観に行きました。
サロンシネマ会員がスタンプ6個でもらえた招待券の期限が8月末。使わないのはもったいない、と思っていたら・・・・
ちょうどニューヨークを舞台にしたドイツ(!!)映画の「ニューヨーク最高のわけあり物件」がありました。この邦題、センスないなぁWWWW
前妻と元妻がひとつ屋根の下で暮らすドタバタのコメディ。
女性の自立がテーマのようですが、スーパーカリスマモデルのはずの前妻が、ギャアギャア言うんだけど、何がいいたいのか????よくわからなかった。

この日の観客のほとんどがおひとり様の女性客。男性は2人くらい、女性の2人連れも1組しかいませんでした。
1人で出来ることがたくさんあるほうが、人生は豊かになると思います。
ひとりで映画を観に来る女性がたくさんいるという方が、よっぽど女性が自立してる姿なんじゃ?


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「カモメに飛ぶことを教えたネコ」を観ました

2019-07-26 | カルチャー

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最近、大好きな観劇はとんとご無沙汰しておりました。
2018年秋に博多座で中村獅童、尾上松也の新作歌舞伎「あらしのよるに」を見て以来。
久しぶりに劇団四季のこども向けミュージカル「カモメにとぶことを教えたネコ」を、チビ"Sと観に行きました                              (ホームページより)

子ども向け作品とはいえ、劇団四季ファンの大人がたくさん来場していました。
前の席には、80代くらいの老夫婦。
まるで「人生フルーツ」の主人公夫婦のような仲睦まじい姿に、ワタシも年とっても夫婦でミュージカルを観に行くような老後が送りたいなと、ウルウルしました。

「カモメに飛ぶことを教えたネコ」というタイトルを聴けば、だいたいのストーリーが把握できるかと(笑)
瀕死の母カモメに卵を託された野良猫(オス)が母替わりとなって、卵を抱卵し、孵化させ、育てるという人情(猫情??)もの。

劇団四季のほとんど13作品くらい見ているのですが、子ども向けは初。
子ども向けだといっても、劇団四季はやっぱり鍛えてるので、端役といえども歌もダンスもメチャうまい。惚れ惚れします。

猫が子カモメのために、自己犠牲をしようとするシーンでは「アレ、涙が・・・」と、自分でもびっくりの感涙が。
チビ"Sより、ワタシのほうが楽しんでいたかもしれない。

やっぱり生のお芝居って最高です。


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