北海道の新型コロナの拡大が止まらない。
多くの人が、GoToキャンペーンのせいだ
と思っている。
医療や介護施設にも、いっきに影響が及
んでいる。
釧路の基幹病院である市立病院にもクラ
スターが発生した。(16日付釧路新聞)
いまこそ経済の一部を止めて「休業と補
償」をセットにする思い切った政策こそ
求められている。
しかし自公政権は「経済優先」で、いま
だに来年までGoToキャンペーンを行うと
している。そうではなく地域ごとに具体
的に検討すべきだ。
ここには科学的知見を軽視している背景
があるのではないか。科学者より政治家
が上だと思っている傲慢さがあらわれて
いる。
日本学術会議の任命拒否問題だ。
政府に意見を、批判を行なえば、地位が
脅かされる。ものを言わない科学者が増
えていく。
戦前の「滝川事件」をはじめ、言論の自
由が圧迫・抑圧されていった戦前と似て
きている。
モノ言えば唇寒しだ。
宗教団体も「科学的真理の探究を操作し
ようとしている政治が、宗教的真理の探
究を尊重するなどということはありえな
い」と。
すばらしい抗議文だ。 こちら ⇒
日本共産党は、だからこそ学術会員任命
拒否問題を徹底的に追及している。
政治が科学者を、科学的真理を、軽視し
ていくその先は・・・
考えただけでも恐ろしい。
自公政権のあまりにもひどい実態を訴え
ていかなければ。