11日は釧路町の6カ所で街頭宣伝を行った。
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風が強い! |
やはり日本学術会議の任命拒否問題だ。
この問題は憲法にも、法律にも違反してお
り、そもそも戦前の戦争協力への苦い教訓
の上にたっているからだ。
戦前の科学者への戦争協力、兵器の開発、
戦前でも違法な毒ガス・細菌兵器開発など
二度と参加しないという決意だ。
憲法9条をなくし、米軍と一緒に戦争でき
る日本をつくろうとしている安倍・菅政権
のねらいそのものだ。
学問の自由、言論の自由、思想信条の自由
を守るたたかいだ。
そのあと、日本共産党の衆議院選挙にむけ
た「七つの提案」を訴え、日本共産党を大
きくして「野党連合政権」をいっしょに、
力をあわせて実現しようと訴えた。
それにしても風が強く、旗もちしていただ
いたみなさんも、ほんとうにごくろうさま
でした。
夜の8時からはNHK「ハートネットTV」
の「壊れた家族を乗り越えて」をみた。
ずいぶんサラッと描いているが、その裏に
はどれほどのものが積み重ねられてきたの
か。映像からそれが伝わってくる。
再放送は、2020年11月18日(水)
午後1時05分 〜 午後1時35分から。
人には「生きる力」があり「再生する力」
が必ずある、そこをどう発現していくか。
さまざまなものがあるだろうと思う。
私のかかわったアルコール依存者の多くは
すでに亡くなっている。
一期一会、それぞれの人生と私との交差点
を思い起こせば、これでよかったのかと反
省ばかりだ。
格差と貧困を拡大させていく社会の仕組み
にどう気が付いていくか。
個人の問題ではあるが、そこに環境が、社
会が複雑にからんでいる。
今、政治が「自助」「自己責任」を強調し、
社会そのものの「連帯」がうすれていって
いる。
私は「人間的本質は、その現実性において
は社会的諸関係の総体である」というマル
クスの言葉を思い出す。
政治のはたす役割は重い。