驚きのニュースだった。
水泳の池江選手が、白血病で闘病生活に入
ることが公表された。
白血病にもいろいろ種類があるが、化学療
法や骨髄移植などで、治る病気になってき
ている。
骨髄バンクによる移植は2万例を超えたと
いう。
ただ移植にあたって、型が合うのが数万人
に1人しかおらず、骨髄バンクの登録もか
なりの人が必要となる。
登録は18歳から54歳まで。移植は20~55
歳までと制限がある。
この55歳をめぐって有名な小説があり、映
画にもなった。(当時は51歳)
釧路の骨髄バンクへの登録は、日赤の血液
センターが関わり、昭和イオンにある「ぷ
らっと946献血ルーム」で扱っている。
ドナー(提供者)になる。
骨髄バンクだけでなく、腎臓や心臓、目の
角膜移植など、助かる人は大勢いる。
免許証や健康保険証の裏をぜひ見ていただ
きたい。
ネックは家族の同意だ。やはり日ごろから
の家族の話し合いも必要だと思う。
また、企業でも「ドナー休暇」を設けてい
るところもある。行政も、この休暇への助
成など支援が求められている。
ドナーに関わった私としては、こうしたニ
ュースは常に気がかりだ。
池江選手には、復帰して多くの人たちに希
望を送ってほしい。
がんばれ!