アベノミクスにより、賃上げは今世紀最高
水準になった。(安倍首相の自慢!)
実は・・・
21日付赤旗より
それは名目であった。
安倍首相の「悪夢の民主党政権時代」と
いうフレーズを繰り返していたが、民主
党政権時代の実質の賃上げ2.59%は、安
倍政権の1.1%と比べても。
さらに安倍政権の賃上げの「二重の上げ
底」も明らかになった。
消費税増税による名目賃金の上げ底に加
えて、ベースアップに定期昇給を加えて
上げ底にした。定期昇給は年齢や勤続年
数によって上がるものであり、労働者全
体の水準があがるものではない。
この1.1%も、統計の偽装をを無くせば、
さらに低下する可能性がある。
賃上げが否定されると、今度は総雇用所
得が増かしていると自慢する。
これも実は・・・
6年間で就業者は384万人増えた。
このうち65歳以上が266万人。5~24歳
の90万人増のうち、学生・高校生が74万
人、アルバイトをしないと勉学できない
ことではないのか。年金が下げられ続け、
やはりアルバイトで生活の足しに。
総雇用者所得の増加は低賃金労働者の増
加であり、一国の首相が誇れるものなの
か。
統計や公文書の改ざん、そして自分にと
って都合の良い数字を並べて成果を誇る。
万事がこれだ。
景気が回復しているか、生活が良くなっ
ているか、庶民の実際の感覚の方が、い
かに正確か。
最近は、トランプにノーベル平和賞を推
薦した安倍首相に呆れている人が多い。
「悪夢」は安倍首相自身が「野党」にな
ったことではないのか。
やっぱり、選挙で自公の与党の議席を減
らすしかない。
7月の参院選で、安倍首相に再び「悪夢」
を見せよう。