昨日、吹雪のなかであったが、来年の4月
に行われる日本共産党の釧路市区の道議候
補として記者会見を行った。
4年前は次点であったが、再挑戦する決意
表明を記者のみなさんへお話させていただ
いた。
国政での安倍長期政権は、歴代の自民党政
治にない異常な政権運営になっている。
戦争法、秘密保護法、共謀罪など、昔なら
この一つでも強行するなら首相の首がとん
だといわれていたが、国民の6~7割が反
対するなか、次から次へと強行していった。
日本の憲政史上、異常な事態になっている。
そして地方議会も、道議会も、安倍政権に
意見すらあげられない状況に陥っている。
農業が基幹産業である北海道で、TPP、
日欧EPAを強行されるなか、真正面から
声を上げられない。
グローバル大企業に漁業権を売り渡す漁業
法の改悪もしかり。
釧路・根室地方の道東の道議会は7議席。
立件民主党が1議席しかなく、共産党はゼ
ロ。圧倒的多数が自・公の議席で、安倍政
権を応援する議席だ。
この状況では、先ほどのTPPや日欧EP
A、漁業法の改悪など、基幹産業の土台を
崩すことに反対する声が届かない。
消費税10%増税反対の声もまったく届か
ない。
このままでよいのか。
私は、この議会構成に「風穴」を開けたい。
もし議席を得るならば、市民と野党共闘の
大きな力になるだろう。
それが、来年の参議院選挙での、安倍政権
を退陣に追い込む唯一の力=市民と野党共
闘の発展に大きく貢献できる。
こんなことをお話した。
政策は5つ。
格差と貧困が広がるなか、とりわけ子育て、
医療・介護の充実。
乳幼児医療費の拡充に取り組む。当面、外
来を小学校卒業まで無料に。目標は中卒ま
で。
経済は、地域循環型に切り替える。TPP、
日欧EPA反対の声を届ける。とりわけ、
カジノ反対。
JR北海道、原発の高レベル放射性廃棄物
の処理場は絶対反対。政府の原発推進政策
に真正面から異議を唱える。
後は、地方自治の問題、道議会の改革など
訴えた。
市議会でさまざまな市民の声を市政に届け
てきたが、道の制度・姿勢が大きな壁にな
っていた。冷たい政治だと思った。
だからこそ道政に、言いたいことがありす
ぎる。今回は5つに留めた。
道議選まであと4ヶ月。
各候補のなかで出遅れているが、有権者一
人ひとりに訴えていきたい。
今の政治を変える議席を!