こんな大停電は初めてだ。
震度7の揺れを観測した厚真町をはじめ、
多くの死者や行方不明者が出ている。
まずは亡くなられた方々への哀悼とともに
多くの被災者へお見舞い申し上げます。
釧路市では震度3であったが、その後の停
電により市内は真っ暗闇。信号もつかず、
日中でも車で走るのは危険であった。
家の電話が不通になり、携帯電話も午後か
らつながりにくく、夕方には圏外となって
しまった。たぶん中継局の非常用のバッテ
リーが持たなかったのでは。
我が家も、6日夕方から翌朝まで、懐中電
灯で暮らした。7日午前中には通電され、
約30時間も停電となっていた。
釧路市では、7日22時30分現在、 阿寒町
下舌辛以外の停電が解消した。
7日午前中で、コンビニからパンなどの食
料、そして乾電池などが消えた。スーパー
は電気が点かないので店頭で販売していた。
次がガソリンだ。停電でも給油できるスタ
ンドの数があまりにも少ないので、長蛇の
列。そして1台あたり10リットル制限。
5階建ての市営住宅や高層マンションなど
貯水槽のあるところは断水が続き、給水車
や地区会館の水道の開放など行ったが、高
齢者は大変であった。断水するとトイレが
使えずバケツで運んでいた。
スマホは電池の消耗が早く、市役所や各地
域のコミセンで充電スポットを設けた。
これも大変であった。
医療や介護もさまざまな問題が発生した。
高齢者や乳幼児にとってはつらい。
いくら大地震とはいえ、北海道全体にわた
って、長時間の停電ははじめの経験ではな
いか。
基幹産業である酪農は電気がないと搾乳す
らできない。大規模ならエサすら給餌でき
ない。
水産も大変な状況だ。
大規模・一極集中の怖さだ。
厚真町をはじめとした山崩れに対して、一
日も早い救出と家屋での被災や避難されて
いる方々への万全な支援が急がれている。
がんばってほしい。
いずれにしても経験していない様々な困難
が生じている。
一つひとつ整理し、教訓化しなければ。
もし真冬に発生したらと思うとゾッとする。
北海道地震・台風21号災害の救援募金を受け付けています
2018年9月8日 日本共産党中央委員会
西日本豪雨災害につづき、北海道での地震災害、台風21号による災害への救援募金を受け付けています。日本共産党がお預かりした募金は、日本共産党の政治活動のための資金とは区別し、その全額を被災者の救援に充てていくものです。
募金は、下記の郵便振替口座に送金してください。
▼口座番号 00170―9―140321
▼加入者氏名 日本共産党災害募金係
※通信欄に「災害救援募金」と記してください。手数料はご負担願います。