昨日の夕方、スーパーに寄った。
冷凍食品、総菜コーナー、牛乳などの乳製
品の棚はすべて空であった。コンビニも同
じ。
大停電で物流が止まった三日目の状況だ。
停電中はレジやPOSシステムが使えず、店
頭などで、電卓をたたいて品物の料金清算
を行っていた。
私たちは、いかに電気や電子システム・ネ
ットに依存しているか、改めて思った。
酪農家の生乳の集荷もはじまったと聞いた。
少しずつだが戻りつつあるが、1日2回の
搾乳が1回しかできなかった農家もある。
どのような影響がでてくるのか心配だ。
我が家の固定電話も、今朝6~7時の間に
回復した。3日間にわたって不通だった。
釧路市内のNTT武佐ビルの交換機が故障し
ていたとホームページの故障情報に公表さ
れていた。
今回の停電で、全道143ヶ所も故障してい
た。
携帯の中継基地だけでなく、従前の固定電
話も災害時には重要な役割をはたす。
一人暮らしの高齢者にとって、唯一の連絡
手段でもある。
そしてネットにつながる大事なラインでも
ある。詳細な検証が求められている。
大停電が起きると、生産や物流だけでなく、
高齢者や乳幼児、透析や自宅での人工呼吸
器も大きな影響を受ける。
命にかかわる問題だ。
厚真町をはじめとした災害救助が今も続い
ている。
がんばってほしい。
せめて募金で応援したい。