社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

萌えいずる

2017-05-12 06:46:05 | 日記


オオバナノエンレイソウ(武佐の森:5月10日)

朝晩は冷え込み、ストーブをつけるが、
日中は日差しがあつい。

さくらの一部が咲き始め、レンギョウ、
ツツジなど、にぎやかになってきた。
武佐の森のオオバナノエンレイソウが
いっせいに咲き始めた。ミズバショウ
も去年より多く咲いている。

木々の芽吹きとともに、いっせいに花
ひらく季節をむかえた。

傾いた木道、一部落ちている階段も、
修繕の方向がようやくみえてきた。
大型ハコモノではなく、こうした自然
に親しむ市民の生活にこそ税金を使う
べきだ。

国も、地方も、税金の使い方がおかし
い。地方のおける市民のくらしや商売
の目線が、いまこそ必要な時代ではな
いか。

それが「新自由主義経済政策」を、地
域から変えていく力になっていくので
はないか。

フランス大統領選、韓国の大統領選の
結果は、国民がいかに「新自由主義」
政策に苦しめられているか、如実にあ
らわれている。


厚労省HP:ブラック企業

2017-05-11 07:02:06 | 日記

厚生労働省がホームページで、「ブラック
企業」=労働関係法違反で送検された企業
名を公表した。   こちら→

全国334件、北海道は16件である。
違反で多いのが、安全衛生法。ほかには、
 労働基準法
 労働者派遣法
 最低賃金法
などだ。
労働安全衛生法以外では、
・労働者21名に、1か月間、最低賃金以上
 の賃金を支払わなかったもの。
・36協定の延長時間を超える違法な時間外・
 休日労働を行わせたもの。
・外国人技能実習生を含む労働者7名に、
 違法な時間外労働を行わせたもの。
・知的障害のある労働者3名に、最低賃金を
 下回る賃金しか支払わなかったもの。
・労働者9名に対し、定額残業代では不足す
 る割増賃金合計約600万円を払わなかった
・年少者(当時17歳)を、禁止されている足
 場の組立作業に従事させたもの

やはり「おかしい」と思ったならば声をあげ
ることから始めること・・・ とはいえ、
実態は、声をあげられないような職場環境に
押し込められているからではないか。
 
(電通の過労死のように)

これは、あくまで送検されたものだけだ。
さらに「ブラック企業」を知りたいのならば
毎年「ブラック企業大賞」を選考している団
体のホームページを参考に!
             こちら→

こちらの「ブラック企業」を見極める指標は
 ●長時間労働
 ●セクハラ・パワハラ
 ●いじめ
 ●長時間過密労働
 ●低賃金
 ●コンプライアンス違反
 ●育休・産休などの制度の不備
 ●労組への敵対度
 ●派遣差別
 ●派遣依存度
 ●残業代未払い(求人票でウソ)
などである。超有名企業が多い。
まさに経営者のモラルハザードは目に余る。

自民・公明政権のもと、「新自由主義」の
経済政策で、異常ともいえる「過当競争」
が展開され、その犠牲は労働者に。

安倍首相は、それをさらに緩和しようと
している。

政治をかえなければ!!


ロックアウト解雇:撤回!

2017-05-10 06:27:13 | 日記

日本IBMが、過去繰り返し行ってきた乱
暴な解雇=ロックアウト解雇。

裁判で「解雇無効」を勝ち取り、職場復帰
を実現した。
3年間のたたかい、本当にごくろうさまで
した。

ロックアウト解雇:経営者側が工場や事務
所を閉鎖し、労働者の就業を強制的に拒否
する解雇。組合による会社運営を阻止する
ねらいもある。ストライキと逆のやり方。

職場復帰を果たした男性は「解雇されてか
ら3年。1人だけではたたかえなかった。
労働組合JMITUは頼りになる組合だ」
と感謝を述べた。

経営者側からの解雇は厳しい制約が課せら
れている。いわゆる「整理解雇の4要件」
 ①人員整理の必要性
 ②解雇回避努力義務の履行
 ③被解雇者選定の合理性
 ④手続の妥当性

近年、経営者のモラルハザードがひどい状
況のなか、この解雇4要件をなきものにし
ようとする財界、そしてその意を汲んだ安
倍政権が国会で法改悪を行おうとしている。

「残業代ゼロ」や「金銭解雇制度」の導入。
さらに、労働法が適用されない「雇用関係
によらない働き方」の拡大など。

安倍首相のいう「働き方改革」や「女性の
活躍」という言葉と真逆のことを国会でや
ろうとしている。

まっとうに働いている労働者の指名解雇や
ロックアウト解雇は許せない。

JALをはじめ、多くの労働組合で人間の
尊厳を守るため、苦労の多いたたかいを繰
りひろげている。

マスコミはほとんど取り上げないが、大い
に連帯を表明したい!!


憲法の上に君臨?

2017-05-09 06:37:13 | 日記

9条の1項2項を残し、自衛隊を明文で書
き込む。そうして自衛隊を違憲かもしれな
いという議論の余地をなくす。

安倍首相が改憲派の集会によせたメッセー
ジだ。
9条をそのままにして、自衛隊を書き込ん
だなら、日本語のていをなしていない。
同時に、安倍首相自身が自衛隊は1項2項
に違反しない「合憲」だと言っていたので
はないか。

目的ははっきりしている。自衛隊の無制限
な海外派兵だ!

このメッセージをめぐって国会で議論にな
った。
安倍首相は、自民党総裁と行政府の長を使
い分けて、国会では答弁を拒否している。
もっとひどいのは、読売新聞に書いている
通りだと言って答弁しない。国会軽視もは
なはだしい。

「姑息」そのものだ!

「姑息」とは、その場しのぎ、ひきょうな
さま、正々堂々と取り組まないさまをいう。

第99条天皇又は摂政及び国務大臣、国会議
員、裁判官その他の公務員は、この憲法を
尊重し擁護する義務を負ふ。

ここまで憲法を無視した日本の首相はいた
だろうか。さらに、
「私は立法府の長だ」というとんでもない
発言もしている。(立法府は国会であり国
会の長は首相ではない)

三権分立さえ無視。

ここまで「増長」させているのは「小選挙
区制」であり、自民党の個人的独裁をつく
りだしている。自民党の小選挙区の国会議
員は「反対」したならば、公認からはずさ
れ、国会議員への道はなくなる。

まさに「憲法の上に君臨」している錯覚を
もちはじめているのではなかろうか。

「共謀罪」での国会答弁は、あまりにもで
たらめであり、ひどすぎる。

戦前の日本を復活させてはならない。

一番大きな力は、選挙で自公を少数に落と
すしかない。


CSI :サイバー

2017-05-08 06:27:10 | 日記

連休も最後、久しぶりにDVDレンタルで
CSIシリーズの「サイバー」を観た。

ネットの世界は、私たちが思う以上に、は
るかに複雑・多岐に広がり、個人として手
の届かない世界になってしまっているのだ
ろうか。

そのネットに取り込まれ、人間性が壊れて
しまって、どうしようもない人物が登場す
る。みていてやりきれない。

ドラマは、殺人や強盗、さらに復讐や快楽
殺人など、非人間的な犯罪がネットを通じ
て展開されていく。

これからは「IoT」が主流になると喧伝さ
れている。世の中のあらゆる機器がネット
につながり便利になる、と思わされている
のではないか。
諸刃の剣、そのものではないか?

このドラマは「IoT社会」への警告でもあ
ると思う。
先日、「スマホ依存症」について触れたが
豊かな人間性とはなにか、について考える
機会になるのではないか。


無言館が釧路に来た

2017-05-06 06:15:14 | 日記


釧路芸術館での展示は、6月21日まで。

昨日、ようやく釧路芸術館の無言館に。

やはり「どれだけくやしい思い」をもって
戦死したか、その無念が、どうしても先に
たってしまう。

それぞれプロフィールとエピソードが書か
れている。東京美術学校(現在の東京芸大)
が多い。
戦死した年齢が21歳、25歳、なかには38
歳という方もいた。ニューギニア、フィリ
ピン、中国などが多い。

ポスターに使われた「編み物をする婦人」
は興梠武(こおろぎたけし)さん。
妹さんで、出征前に描いた作品。このあと
戦地で妹の病死の連絡を受け半狂乱になっ
たと書かれていた。
28歳フィリピン・ルソン島で戦死。

フィリピンの「ルソン島の戦い」では、日
本軍21万7000人が戦病死した激戦の地で
あった。

若者たちの未来を奪った犯人は誰なのか。
先の大戦の責任を誰もとっていないのでは。
逆に「一億総ざんげ」などと責任を国民全
体に雲散霧消させてしまった。

この時代に、戦争反対、18歳男女普通選挙
権、自由と民主主義の国を、と主張した政
党は日本共産党だけであった。
しかし治安維持法(現在の国会にかかって
いる共謀罪)などによって、徹底的に弾圧
され、牢獄につながれてしまった。


いままた、A級戦犯の祖父を信奉する安倍
首相と自公政権・補完勢力が、戦争ができ
る日本への道を歩もうとしている。

絵をみながら、戦没画学生の「無言の声」
に耳を傾ける。その声は「いま私たちが何
をなすべきか」の決意を呼び起こしてくれ
る。
まずは「共謀罪」を廃案に。そして安保法
制=戦争法の廃止を!


モモ

2017-05-05 07:07:41 | 日記

ももいろクローバーではない。
ドイツの児童文学作家のミヒャエル・エン
デ著「モモ」のこと。
灰色の男が「時間貯蓄銀行」なるものに、
人の時間を預けるとの名目で「時間泥棒」
をするお話しだ。少女のモモが最後に滅ぼ
すことになる「児童文学」だ。

この「時間泥棒」は、時間を「お金」に換
算てし、ひたすら働く現代社会を痛烈に批
判している。

この「時間泥棒」は、今の子どもの貧困と
ともに深刻になっている。とりわけ「スマ
ホ」なるもので、子どもの時間が奪われて
いる状況が広範に広がっている。

いわゆる「スマホ依存」である。

わからない言葉はスマホに聞けば、たちど
ころに答えてくれる。楽しい動画も見れる
し、おもしろいゲームはたくさんある。

さらに「ライン」は、常にチェックしてい
ないと返事が遅れてしまう。

24時間、ライン仲間が常に隣にいるような
ものである。

これでは自分の時間がほとんど無くなって
しまう。スマホを数時間も持たないとイラ
イラと不安な気持ちになれば「依存」の恐
れがある。依存症のチェックが必要!

まさに「時間泥棒」ではないか。
子どもの「スマホ依存症」が広がっている。

日本小児科医会が警告している。
2004年にはテレビなどのメディア→こちら

そしてスマホに子守をさせないで→こちら

今日は子どもの日、子どもの環境を大人が
もっと考える日にしたい。


教育の無償化と憲法改正

2017-05-04 07:06:50 | 日記

NHKの憲法記念日特集で、与野党7党の
討論会があった。

そのうちのひとつに、相変わらず教育の無
償化のために憲法をかえる必要性を訴えた
政党があった。

私は「ふざけるな」と言いたい。

そもそも「義務教育はこれを無償」という
現憲法を守ろうとしない人たちが、これを
主張している。

小中学校で親の負担は大変だ。
教材費やPTA・部活・生徒会費の三費目、
給食費や制服代・・・

三費目を就学援助に含めるといいながら、
自治体の負担があるからと実施しない。

給食は教育のいっかんと言いながら、給食
費をしっかり徴収し、滞納すれば裁判にか
けられる。
この給食費を無料化するだけで、教育の現
場や親の問題がどれだけ解決できるか!

これが憲法に規定された「義務無償化」な
のか?

さらに高等教育の無償化について、
世界の国の中で、国際人権規約13条2項c
を留保しているのは、日本とマダカスカル
の2国だけになってしまい、留保をやめた
のがつい最近であった。(13条2項cは高
等教育の無償教育の漸進的な導入)

高校の授業料がようやく無償となったが、
自公政権で一部有料にもどされてしまった。

高等教育の無償化は、法律をつくれば良い
話だ。

それを憲法改正すれば、あたかも実現する
ような話は「詐欺」の部類に入るのではな
いか。

自民、公明、維新などは、何のための憲法
改正か、根拠を失っている。

あるのは「70年も変わらないはおかしい」
という論理だ。

しかし、狙いは「前文と9条」だ。
自民党の憲法草案をみると「ゾッ」とする。
近代憲法以前のものだ。

憲法施行70年。
まだ実施されていない条項がなんと多いこ
とか。逆に自公政権によって「後退」して
いる方が多い。

昨日の釧路市での集会で講演した雨宮処凛
氏は、貧困をとりあげていた。まさに今の
日本は憲法25条がボロボロにされつつある
実態が語られていた。


70年と55年

2017-05-03 05:58:53 | 日記

日本国憲法が施行されてから、70年をむか
えた。

その前の大日本帝国憲法(旧憲法)は、施
行後55年で日本を破局に導いた。
太平洋戦争で310万人が死亡し、都市は廃
墟となった。ドイツ、イタリアとともにフ
ァシズムとして世界戦争の火付け役となり
、アジア2000万人、世界で6000万人とも
いわれる途方もない人命が失われた。

その結果が国連憲章であり、日本国憲法で
ある。

憲法前文「政府の行為によつて再び戦争の
惨禍が起こることのないやうにすることを
決意」する。そして9条だ。

現在の日本国憲法は70年間、戦争に参加し
なかった。「平和憲法」の大きな力があっ
たからだ。

しかし、安倍首相と自民・公明政権とその
補完勢力は、憲法改正に執念を燃やしてい
る。

秘密保護法、戦争法、共謀罪など、法律に
よる実質的な憲法改正と、本格的な明文改
正の両面からの攻撃だ。

安倍首相はアメリカの目線で、ひたすら戦
前の日本は「美しい」と、現実が見えてい
ない観念的な妄想にとりつかれている。

安保法制=戦争法により、米艦防護という
憲法違反の集団的自衛権に足をふみ出した。

安倍政権のウソとゴマカシを見抜く理性を
磨かなければ!

釧路市では、午前10時から憲法学習会が開
かれる。


8時間働いて暮らせる賃金を

2017-05-02 06:25:44 | 日記

昨日のメーデーのメインスローガンのひと
つである。
この前に「安倍『働き方改革】反対 なく
せ過労死」がつく。

安倍政権の「働き方改革」は、言葉だけ見
れば「よさそう」に感じるが、中身は「改
悪」だ。

過労死ラインをはるかに超える月100時間
残業にお墨付き。
「同一労働同一賃金」といいながら「多様
な働き方」に応じた「多様な賃金」にする。
「残業代ゼロ」や「金銭解雇制度」の導入。
もっとすごいのが、労働法が適用されない
「雇用関係によらない働き方」の拡大が。

安倍政権による「働き方」には、非正規労
働の拡大を抑え、無くしていく発想はない。
低賃金の「底上げ」という発想もない。

昨日、ダイヤモンド・オンラインのネット
記事に「シェアハウスから足を洗えない!
貧困にあえぐ若者の劣悪住宅事情」が掲載
された。こちら→

都内在住で手取り13万円の女性アパートへ
の引っ越しは「夢のまた夢」

これが実態だ!

安倍首相には、この現実を受け止める力が、
そもそも素質がない。

マルクスの「資本論」に「労働日」がある。
分厚く難関の「資本論」を最初から読むの
ではなく、この「労働日」からが良いとす
すめられている。

なぜ賃金が増えないのか。格差が広がって
いくのか。非正規労働が増えていくのか。
長時間労働の原因は?
そして、それを変えていくには?

多くの人の疑問が、てんこ盛りに書かれて
いる。

安倍内閣の「言葉」にだまされない。
しっかりした目をみがこう!


米艦防護と集団的自衛権

2017-05-01 06:58:52 | 日記

今日から安保法制(戦争法)により、自衛
隊が「米艦防護」を実施する。

日本海にむかっている空母カールビンソン
への米軍の補給艦を防護するとのこと。

敵国からみたならば、どう見ても「参戦」
であり、「集団的自衛権」の行使、さらに
憲法が禁止する「威嚇」である。
どんな屁理屈をもちだそうとも。

当時の国会論戦では「集団的自衛権の行使
ではない米艦防護」として、極端に「狭義」
の議論にもっていき、「集団的自衛権の行
使」ではないと無理やり合理化をしている。

権力側がよく使う手でもある。
「狭義」と「広義」の意味に分けたうえで
「狭義」の意味を押し通そうとする「詭弁」
の手法のひとつである。

「戦闘」を「衝突」
「参加」ではなく「出席」
「米艦防護」は「警察権の行使」だ。

言葉の遊びがあまりにも多い。

実態は、日本が米国の戦争に「参加」する
ことを意味している。
このままでは憲法違反になるから、ゴマカ
シとどんどん抽象的になっていく。

安倍首相の言う「自由と民主主義、法の支
配」から、真逆の事態が進行している。
これほど日本国憲法を無視してきた政権は
いない。

これを「暴走」という。

二度と戦争をしない、という日本国民の誓
いと願いを裏切る安倍政権。トランプのイ
エスマンである安倍首相の一日も早い退場
を。