厚生労働省がホームページで、「ブラック
企業」=労働関係法違反で送検された企業
名を公表した。 こちら→
全国334件、北海道は16件である。
違反で多いのが、安全衛生法。ほかには、
労働基準法
労働者派遣法
最低賃金法
などだ。
労働安全衛生法以外では、
・労働者21名に、1か月間、最低賃金以上
の賃金を支払わなかったもの。
・36協定の延長時間を超える違法な時間外・
休日労働を行わせたもの。
・外国人技能実習生を含む労働者7名に、
違法な時間外労働を行わせたもの。
・知的障害のある労働者3名に、最低賃金を
下回る賃金しか支払わなかったもの。
・労働者9名に対し、定額残業代では不足す
る割増賃金合計約600万円を払わなかった
・年少者(当時17歳)を、禁止されている足
場の組立作業に従事させたもの
やはり「おかしい」と思ったならば声をあげ
ることから始めること・・・ とはいえ、
実態は、声をあげられないような職場環境に
押し込められているからではないか。
(電通の過労死のように)
これは、あくまで送検されたものだけだ。
さらに「ブラック企業」を知りたいのならば
毎年「ブラック企業大賞」を選考している団
体のホームページを参考に!
こちら→
こちらの「ブラック企業」を見極める指標は
●長時間労働
●セクハラ・パワハラ
●いじめ
●長時間過密労働
●低賃金
●コンプライアンス違反
●育休・産休などの制度の不備
●労組への敵対度
●派遣差別
●派遣依存度
●残業代未払い(求人票でウソ)
などである。超有名企業が多い。
まさに経営者のモラルハザードは目に余る。
自民・公明政権のもと、「新自由主義」の
経済政策で、異常ともいえる「過当競争」
が展開され、その犠牲は労働者に。
安倍首相は、それをさらに緩和しようと
している。
政治をかえなければ!!