昨日のメーデーのメインスローガンのひと
つである。
この前に「安倍『働き方改革】反対 なく
せ過労死」がつく。
安倍政権の「働き方改革」は、言葉だけ見
れば「よさそう」に感じるが、中身は「改
悪」だ。
過労死ラインをはるかに超える月100時間
残業にお墨付き。
「同一労働同一賃金」といいながら「多様
な働き方」に応じた「多様な賃金」にする。
「残業代ゼロ」や「金銭解雇制度」の導入。
もっとすごいのが、労働法が適用されない
「雇用関係によらない働き方」の拡大が。
安倍政権による「働き方」には、非正規労
働の拡大を抑え、無くしていく発想はない。
低賃金の「底上げ」という発想もない。
昨日、ダイヤモンド・オンラインのネット
記事に「シェアハウスから足を洗えない!
貧困にあえぐ若者の劣悪住宅事情」が掲載
された。こちら→
都内在住で手取り13万円の女性アパートへ
の引っ越しは「夢のまた夢」
これが実態だ!
安倍首相には、この現実を受け止める力が、
そもそも素質がない。
マルクスの「資本論」に「労働日」がある。
分厚く難関の「資本論」を最初から読むの
ではなく、この「労働日」からが良いとす
すめられている。
なぜ賃金が増えないのか。格差が広がって
いくのか。非正規労働が増えていくのか。
長時間労働の原因は?
そして、それを変えていくには?
多くの人の疑問が、てんこ盛りに書かれて
いる。
安倍内閣の「言葉」にだまされない。
しっかりした目をみがこう!