社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

コレクト・イット・オール

2017-05-22 07:04:59 | 日記

すべてを収集する、という意味だ。
スノーデンのインタビュー本を読んだ。

毎日新聞出版 1400円

日本は独立した国家ではない。
何回も言われているが、この本を読むと、
いっそうの恐怖を覚える。

人類がたくさんの血を流して築き上げて
きた「自由と民主主義」、その土台が崩
されつつある。

・思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
・信教の自由は、何人に対してもこれを保障する
・何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない
・集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する
・検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない
・学問の自由は、これを保障する

日本国憲法の条文だ。

通信の秘密が無くなった社会こそファシ
ズムの社会である。
なぜなら、政府・権力の不正の追及、政
府の政策への反対、さらに政府を変える
運動もできなくなるからだ。

ネット上で、「共謀罪反対」と検索する
と、その市民のすべてが把握されてしま
う。

ぜひ一読すべき本だと思う。
八つの章をあげておく。
・なぜ私はスノーデンをインタビューす
 ることになったのか
・たった一人の倫理的告発
・危険を冒して真実を語る者
・僕が横田基地でやっていた工作活動
・「ターゲット・トーキョー」の衝撃
・監視はテロを防げるか
・現代の監視はどこから来たか
・監視が未来を消滅させる

終章の「プライバシーは個人の権利の源」
は、個人の発達と個人の尊厳にとってか
かせないものだ。

秘密保護法、戦争法、そして「共謀罪」法
案・・・・・

あとがき 人間の最も人間的な声のために

いよいよ明日、衆議院本会議で強行採決と
報道されている。
まだ参議院がある。
個の尊厳のために!

追記
スノーデン氏の警告は、ほかにも

エックスキースコア    こちら→
スノーデンは日本にいた! こちら→