事実上国会が閉会した。
最大の課題であった「政治と金」、
自民党の裏金の「穴」はそのまま。
金権腐敗の温床であり、国民の声が政治に届かない問題の「企業団体献金」はそのまま。
これほどまでに「金」の問題で、解決能力がないとは!
自民党の国会議員は、政治の目的が企業からの「金集め」になっており、国会では官僚の作成した法案に「賛成」すればよいだけである。
としか思えない。
主権者である国民一人ひとりと、選挙権もない企業の巨額なお金と比べれば、自民党がどちらの声を聴くかはあきらかだ。
さらに今国会では、政治と金の陰に隠れて、経済安保、セキュリティクリアランス、地方自治体の権限を押さえる「悪法」が次から次へと成立した。憲法がどんどん無視されてきた。
国民の「自由と民主主義」の後退となっている。
こうした政治を歪める「企業団体献金」を禁止できる政権は、どうしたらできるか。
やはり「野党連合政権」をまずつくることだ。
そのために、企業団体献金をみずから禁止し、国民の貴重な税金である政党助成金も受け取らない日本共産党。国民一人一人に依拠している日本共産党を大きくするしかない。