自民党のボス支配の中心の一つが、党から支給される「政策活動費」。領収書も必要なく自由に使えるという。いわゆる表に出ない「裏金」同然といえる。
朝日新聞報道では、20年で456億円。自民党は379億円。
ちなみに日本共産党はゼロ。
とりわけ自民党の派閥トップに集中している。
「使途不明金」の最たるものだ。
金で政治を支配するものだ。
その原資は企業献金だ。
衆院で可決した「改革法」では、「政策活動費」を合法化し、領収書の公開は10年後という。公開の仕方も不明で、すべて時効となる。
「政治改革」を真っ向から否定するものだ。
政治資金パーティも上限を20万から5万円にしたもの。企業献金が広く深くなるだけだ。ますます不透明に。
このままでは自民党は変われない。
それを助ける公明、維新・・・
企業団体献金を禁止することこそ、政治が変わりうる唯一の道だ。
テレビに自民関係者が出てくると、企業献金禁止に話が行かないように必死だ。
政官財の鉄のトライアングル。
これを壊すには企業団体献金の禁止以外ない。