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いかに公共が大事か、都立病院の「独法化」

2021-06-01 07:24:01 | 日記

東京都は、都立病院の独法化(独立行政法人化)を進めている。
公立病院は赤字だ、だから「民営化」が必要だという理屈を掲げて政策を進めている政治勢力がある。いわゆる「新自由主義」政策であり、全国に吹き荒れた。

公立病院の公営企業法の全部適用から医療法人でもある独立行政法人化、さらには民間への売却なども行われている。

そこには採算の合わない医療の提供をどうするのか、住民の医療の確保はできるのかという視点がいつも欠けている。

東京都議選の大きな焦点になっている。与党の都民ファースト、自民。公明は進める側だ。
東京TALK#2 いま都立病院の独法化っておかしくない?
都議選2021

いかに「公共」が大切か。

大阪の府議が、実父のことで200回も保健所に電話したがつながらず亡くなったことを議会で吉村知事に質問したことがニュースに流れていた。本当に悲しい出来事だ。

大阪もそうだが、全国の保健所を半減してきたのが自民党政府であり、維新であった。だからこそ、削減をやめて増やそうではないか。

いざというときの公的病院、そして命のセイフティネットをどうすべきかが問われている。

新型コロナというパンデミックのなかで考えていくべきではないか。