香港で日本の戦前と同じことが起きている。
政府への批判は許さないとばかりに、香港紙の「リンゴ日報」が廃刊に追い込まれた。これでは日本の戦前と同じではないか。
日本も戦前、戦争遂行への協力をしない新聞社への圧力や新聞記者の逮捕もちらつかし、全国紙が「大本営」発表の広報誌に成り下がり、戦争を進める「戦争犯罪」に加担した恥ずかしい歴史がある。
リンゴ日報は、中国政府迎合の道を拒否し、廃刊の道を選んだ。
第二次世界大戦後、二度と戦争を起こさないと誓った世界の人々。そこから人権の重要性が大きくクローズアップされた。
世界人権宣、国際人権規約(A規約、B規約、選択議定書)など大きく発展した。
ところが21世紀にもなって、逆行する中国政府。自由権規約など無いに等しいとばかりに、香港への弾圧を強化してきた。
こうした「蛮行」ともいえる弾圧は、人類の歴史の発展の逆流である。
「言論の自由」への弾圧を繰り返せば、まさに社会変革の時代であり、「革命」の時でもある。これが人類の歴史の流れではないのか。
日本共産党は、戦前に誕生した時から非合法の弾圧を受けてきた。それは「戦争反対」「自由と民主主義」、とりわけ「男女18歳選挙権の実施」を主張してきたことは歴史上の大きな足あとだと思う。
戦後も占領政策違反で、「しんぶん赤旗」の発行禁止を受けている。その後「朝鮮戦争」へとつき進んでいった。
だからこそ、「言論の自由」を最大限主張するし、それを弾圧するものは許さない。
日本共産党は中国政府の蛮行に強く抗議した。
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