テレビドラマの定番の時代劇では、悪代官
が証拠を突き付けられ追いつめられて「知
らぬ存ぜぬ」と叫ぶ場面がある。「お主も
悪よのう」「うふふふ」も定番となってい
る。
昨日の国会も同じような錯覚をもった。
加計学園の決定にむけての地方公務員の交
渉記録のメモ「首相案件」に対して、「知
らぬ存ぜぬ」と同じことが行われた。
こうした「証拠」が出てきても否定するの
で、「どちらかがウソをついている」こと
になる。安倍首相は「ウソ」に対して逆切
れ、「ウソというなら証拠を出せ」と。
・・・証拠が出てきたからこそなのに・・・
これが一国の首相であろうか。
加計学園、森友学園、そして自衛隊の日報
隠し・・・
すべて安倍政治の核心で起きていることだ。
この「政治の私物化」=政治の腐敗が極ま
っているにもかかわらず、自民党という政
党のなかでは明確な辞任論が出てこない。
みんな「イエスマン」化したツケではない
か。政党としての末期症状だ。
昨年の10月の解散総選挙は、まさに「隠ぺ
い・改ざん・偽造」のもとで強行されたも
の。
もっとまともな政治を!
この声が大きくなりつつある。