小選挙区制で自民党議員を縛り、内閣人事
局で霞が関の官僚を一手に握る。
マスコミは社長と会食しながら蜜月を築く。
安倍一強を築いたはずだが・・・
「首相案件」となれば、すべてのものが動
いていく。隠ぺい・改ざん・偽造、そして
ウソを平然とついていく。
加計学園と愛媛県との首相官邸での話し合
いの詳細なメモが明らかになった。
全文が公開された。
公平な「入札」ではなかった。
同時に、安倍首相の関与がよりはっきりし
たのではないか。
特に「獣医師会対策」の後のメモとして、
「加計学園から、先日安倍総理と同学園理
事長が会食した際に、下村文科大臣が加計
学園は課題への回答もなくけしからんとい
っているとの発言があったとのことであり、
その対応策について」
とあり、これが事実なら、安倍首相はウソ
をついていることになる。
加計学園の設置、森友学園の8億円、さら
に自衛隊の日報隠し。
そして野村不動産の過労自殺も、ようやく
厚労大臣が認めた。この隠ぺいも、いまの
「働き方改革一括法案」を通すためのやり
方であった。
ここまでひどい状況になっても、首相の交
代の声が自民党のなかからでてこない。
自民党そのものの「末期症状」ではないか。
森友とともに、加計学園の解明はいよいよ
これからだ。