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労災不支給取り消し裁判への支援

2018-04-24 07:26:05 | 日記

釧路で起きた新人看護師のパワハラ自死事
件での労災申請が認められなかった。
その取り消しを求めて裁判を行うための支
援集会が開かれた。

労災は、過失があるなしに関係なく、業務
に起因することによるもの。

そして、弁護士と家族のお話を聞くと、こ
れがどうして労災認定されないのか。不思
議である。

やはり認定基準に問題があるのではないか。


23日に開かれた支援集会

医療機関は、医師、看護師不足が常態化し、
持ち帰りの残業も多いと聞く。

とりわけ新人看護師にとって、人の命を扱
う極度に緊張する現場だ。少しのミスも許
されないなかでの、一度のミスがきっかけ
に、連続して起きたようだ。

本人もそうとう委縮してしまったのか。

ふと新人を育て上げるシステムが疲弊して
しまっているのか、と思う。
OJTは当たり前になってしまい、人手不
足から「放置」状態になっている職場も多
いと聞く。

追いつめられ、うつの発症、そして自死。
親御さんにとって、どれほど悔しかったか。

どうみても「労働災害」だ。

弁護士さんは過労死など多くとりくんでき
た方で、最近はパワハラ、不払い残業の相
談が多いとのこと。

いま必要なのは、さまざまな情報、どんな
小さな情報もほしいと述べていました。

両親の無念の思いを受け止めて。

今、国会にかけられる「働き方」改革法案
は、今回のケースからみてももってのほか
だ。
撤回しかない。