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これは喜劇か?

2016-11-15 07:42:13 | 日記

もはや成立しないTPPの議論が参院に移っ
た。成立しなくても「自由貿易」を主張する
日本の決意を示すことができると安倍首相は
前のめりに暴走している。

「自由貿易」を完全にはき違えている。
多くの国民が豊かになるのが「自由貿易」な
のだが、安倍首相の目は国民を見ていない。

トランプ氏が勝利した要因の一つでもあるア
メリカの「自由貿易」反対の声が高まってい
る。そして、ヨーロッパでも激しい抗議行動
が起きている。
昨日の大門実紀史参議員の質問で、「多国籍
企業の横暴で被害をこうむっている国民が怒
りの声をあげているという認識はないのか」
とただした。
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「自由貿易」協定が多国籍企業の利潤を最大
化するルールづくりになっていることを追及。

TPPは北海道、さらには道東地域の酪農に
壊滅的打撃が・・・
特にバターはほぼダメになると予想される。

だから「断固反対」をオール釧路で主張した
のではなかったか。

すでに成立しないTPPを日本が前のめりで
可決し、アメリカに「自由貿易」の姿勢を示
せばどうなるか。

次にくるのはトランプ氏による日米間の「自
由貿易」協定のFTAではないのか。

TPPよりもっと恐ろしい内容で圧力がかか
るのではないか。
このことを強く指摘しているのが、東大大学
院教
授の鈴木宣弘氏だ。

安倍首相の「暴走」を止めなければ。
「断固反対」から賛成へと、コロッと変わっ
た自・公、
大地の議員に期待はできない。

地域からいっそうの反対の声を上げなければ。
「喜劇」が「悲劇」になる前に。