社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

レントシーキング

2016-11-21 06:59:04 | 日記

自民党の農協攻撃がすさまじい。

牛乳・乳製品の安定供給にかかせない指定
団体制度の「廃止」提案の次には、組勘の
「廃止」である。
JAバンクのお金も世界のグローバルのた
めに「廃止」して投資に使わせろとばかり
に攻撃をかけてきている。

自民党が国際的「投機」会社の代理人にな
った感がある。

TPPの反対勢力の「中心」とみなされ、
農協解体ともいえる「脅し」である。

ここまで「規制緩和」、グローバルな「フ
ァンドの参入」までいけば、新自由主義の
最たるものだ。

レントシーキングという言葉がある。

経済学の新しい言葉であり、「特殊利益追
求論」という訳であるが、直訳で「超過利
潤(レント)を求める」の方がしっくりく
る。同時に日本語では「政商」でもある。

政府機関に入り込み、自分の利益のために
制度を「規制緩和」していく。自民党など
保守系議員を代理人としてロビー活動を露
骨にやっていく。

すでに郵便貯金がやられた。巨額な資金を
「民営化」により、強行された。
JAバンクも同じ攻撃だ。

トランプ勝利によって、TPP12カ国のう
ちのベトナムが参加をあきらめた。承認し
た国は、まだ2カ国だけである。
成立しないTPPを、しゃにむに承認しよ
うとする安倍政権と自民・公明。

「ねらいを高く定め、求めるものを手に入
れるまで、押して押して押しまくる」
トランプ次期大統領が若き不動産王時代に
出した自伝の中で書いている。
           (赤旗コラム欄)

トランプ次期大統領は、TPPではなく、
もっとすごい日米FTA(自由貿易)を狙
ってくる。

日本でTPPをもし成立させれば、それを
「証文」として、いっきに攻められてしま
う・・・
心配はつきない。

レントシーキングの代理人にかした国会議
員を減らさなければ・・・