明日の釧路をつくる会の団体へ、あいさつ
にまわった。お互いの健闘をたたえ合った。
最近の選挙は勝つか負けるかが強まり、負
ける選挙には立候補しない傾向が強い。
そうではない。地方自治のイロハを考える
なら、また地方自治体の課題が山積みにな
っているなか、その問題を明らかにし、そ
の解決方法を市民の前に明らかにしていく
ことは、民主主義にとって重要なことだ。
今回残念だったのは、相手陣営が「政策の
総合性」ばかり強調し、具体的な課題に、
具体的な政策を言わなかったことだ。
「まち・ひと・しごと」も、人口減対策も、
雇用問題にしても、抽象的な言葉が多く、
国の政策の焼き直しそのものとなっている。
言葉は悪いが、抽象的な政策言葉は何もいっ
ていないことと同義語だ。
図書館の民間ビル入居の決定にさいしての
経過説明とその論拠の透明性がない。福祉
を削ってためた60億円をこえる貯金をどう
するか。カジノによる市民への具体的な影
響など、まったくふれない。
市政の「三つの転換」を訴えたなかの具体
的問題だ。「政策論争はしない」という宣
言で争点化を避けてしまった。(逃げた)
「明日の釧路をつくる会」として、これか
ら多くの関係者、市民からの声を聞きなが
ら、選挙のまとめをしていく。