第28番 法界山 大日寺(ほうかいざんだいにちじ)
御詠歌・・露霜と罪を照らせる大日寺 などか歩みを運ばざらまし
第27番 竹林山 神峯寺から第28番 法界山 大日寺の遍路道は、本によると38,3キロ
と書かれている、道中遍路道の休憩所にて、寝袋を広げて、今夜はここにとまることにする。
朝早くに目が覚めて、涼しい間に大日寺めざして歩く、太平洋沿いの道やきびしい山道を
歩いてきた遍路にとってはこのお寺は親しみやすい札所と本にはかかれている。
ここには、遍路無料接待所という場があったので今夜はここに泊まることにした。
本山は右手に大師堂があり正面に本道そして左手にたくさんの石仏がならんでいる
本尊は大日如来で行基が開山したという、その後、弘法大師が訪れ楠の大木に爪で
薬師如来を刻み、奥の院に安置して霊場と定めたと伝えられている、この
「爪彫り薬師」は首から上の病に霊験があるといわれ信仰をあつめていると書かれてある。