佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

磯釣りの本よりの続 

2015-09-16 18:13:26 | 釣り界の歴史

イシダイ、イシガキダイとクチジロのことは、いままでも諸説あったが、この「新さかな大図鑑」で発表されていますが、その内容について、この図鑑で書かれていますことは

イシダイは老成するまで同じ海域で過ごすが、イシガキダイは産卵行動をするには、イシダイよりも5度ぐらいたかい水温が必要になるので口が白くなりかける壮年魚になると

南の海に移動してしまうようだ、と書かれています。

 なお、イシダイについては7本の縞模様が有名ですが、オスは大きくなるとこの縞模様が

消えていくが、メスは残るということが釣り人によって明らかにされている。

一般的にはこのイシダイの小さいのは「サンバソウ」とよばれている。

 このイシダイを1匹釣るのに100万円かかるというように、私が初めて頃はいわれました、実際1匹釣り上げるまでに相当かかったと思いますが、始めていって釣る方もおられます。

そのようにいわれたのは、道具から始まってエサ、釣行回数などに要するお金を換算するとそのぐらいかかるよと言うことで、釣れるときには釣れる物で、場所、シーズン、などでも変わるものです、釣れない私が、肥前鳥島において1日で釣り上げたイシダイは両手にでも足りない程の数でしたから、今、足が痛くて磯には行けないのですが、何とかもう一度はイシダイに挑戦してみたく思っています。

 

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磯釣りの本よりの続き

2015-09-15 18:10:15 | 釣り界の歴史

磯の大物とは従来、石ものと言われる、イシダイ、イシガキダイ、カンダイなどが言われていたが、釣り具が発達してきて、サオとリールを使い何十キロもの魚が磯竿にて釣れるようになり磯釣りの世界が変わってきた。

昔はサオとリールを使い40キロからのクエを釣ること等考えつかなかったが、近年はそれが変わってきている。

そして、大物を釣るために遠くまで遠征して釣るようになった。

それでも人気なのはイシダイとグレが底物と上物との最右翼であろう、

私はそのなかでも、イシダイがすきであるが、その仲間であるイシガキダイ、にクチジロ

このクチジロは、イシガキダイの老成魚といわれているが、別種と、言われる説もあるために、未だにハッキリとはしていないようだ。

このクチジロについては昭和43年当時に井之口氏が小笠原に再度調査に行かれたが

イシダイや、クチジロは発見されなかったと書かれているが、その数年後にクチジロは釣られたのである。

 井之口氏はイシガキの老成魚というのには納得がいかずにクチジロイシダイとの名前を取られておられますが、1995年に出されました、釣りサンデーの小西英人さんの「新さかな大図鑑」には、クチジロはイシガキの老成魚だとの結論づけられています。

 ただ井之口氏が疑問にされておられるのはイシガキが比較的良く釣られている、伊豆半島、房総半島、五島列島に、クチジロがいないのは何故かという疑問?

親がいれば子がいてその成魚がいて当然だろうとの話。

 そしてクチジロの北限は男女群島までで、肥前鳥島には、いないという、これは以前書きました豊中の離島の開拓者であった、亡き森岡氏もいわれておられたそうです。

写真はいずれも小西秀人氏の「新さかな大図鑑」より

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日本最古のつり雑誌 その4

2015-09-11 18:58:13 | 釣り界の歴史

連日書いています児島弘明の夜釣りの仕掛けについて。

浅いワンドを攻めるため道糸はほとんど出さない、その延びによる強度は期待できないため

かなり太い仕掛けを使用する。

ロッドはシマノBBXスペシャル3号5,3m、リールはBBXテクニウム5000番、道糸は

ゴーセンフロートEX8号ハリス10号矢引~2ヒロ、ハリはヒラマサバリ12号、ウキ中通し1号固定(ルミコ装着)中通オモリ0,8~1号ラインは中型サルカンにて結ぶ。

 

ここで注意したいのは「明かり」巨グレはチラチラした明かりを警戒するため、ヘッドランプ

はほとんど点けない、電気ウキも使用せずルミコ1本のみ装着、エサ付けは月明かりの元

手探りで行う、ハリのチモト20センチほど上にルミコのグリーンを付けるがそれも黒のチューブでほとんど隠し小さな点の発光のみとする。

エサはボイルのオキアミを3っ抱き合わせにし大きくみせる、これでもひと飲みにするのだからいかに大きい口かわかるだろう。

尾長グレが釣れる条件として「満月」があげられる、漁船の明かりも一定していれば釣果に

結びつくと言う、グレも明るい方がエサを探しやすく行動範囲も広がるようだ。

 

今回は2日間同じパターンで地合いが訪れた、1回目は満潮時にワンドの入り口で食ってきた

沖向きは反応が無かった。

3日目の夜は2尾の尾長グレしか食わなかったのだが、これは明るい時間帯にマキエを打たなかったことが原因だと児島は語った、巨グレを手中にするには日中の休息とマキエの打ち込みがキーポイントとなるようだ。

夜釣りで快釣をした翌日、児島は男女の象徴である「帆立岩」の上にいた。

そして、源流の中から次々とグレをひきずりだすことになる。

 

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日本最古のつり雑誌 その3

2015-09-10 18:50:50 | 釣り界の歴史

児島弘明の巨グレを求めての、ステージ2

2日目の夜、小さなワンドの磯際で強烈なアタリとともに巨大な魚がヒットした。

まったく竿が立てず瞬時にしてばらしてしまった。

 

児島は悔しさを全身で表現して訴えた。

「明日こそ獲る」3日目の夜釣りに焦点をあてゆっくりとその夜は寝た。

充分な睡眠を取った児島は昼から間断なくワンドの中へマキエを打ち続ける。

 

夜海溝に沿って沖から磯へエサを求めてやってくる尾長グレに「ここがエサ場だぞ」と

アピールするための必要不可欠な策だ。

 

3日目午後7時、尾長の回遊は始まった、45~50センチの尾長が立て続けに食ってくる

そして巨グレと呼ぶに相応しい、59センチが水面を割った。

そして午後12時下げ潮に入るとともに」再び地合に突入した、読みが的中したのであった。

 

私が何度か彼と釣行したときのことをここで少し話したい。

釣り人の名人と呼ばれるクラスの人の多くはまず自分が第一で近ずきにくい人が多いのですが

彼は気さくで、一緒に行くと皆さんの世話をやいてくれて、その後で自分のことをする人です、

以前鳥島に行ったときにも僕が引率者であるにもかかわらず、彼が夜の眠りの晩をしてくれた

鳥島などの磯の場合は夕方に磯に上がり早朝からつりをするために磯にて眠るのですが、

こんな離島では夜中に何が起きるかわからないので、寝ずの番人が必要になるのです。

 

この鳥島釣行においても夜中に撤収が起きたのです、天気が荒れてくるとの情報で沖に停泊

している船が、緊急に退避をいってきたのです、午前2時ごろでした。

小さな島ですから、荒れてくると怖いので緊急に避難しなければならない、そして寝ている

みんなを起こして荷物をかたづけて、いっせいに島から退避しました。

 

なかなかあがることができない磯なのですが、あきらめなくてはならない、皆さん残念がり

ますが仕方がない、命あっての遊びですから。 

急いで男女群島に逃げ込みました。

 

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土田会の大会

2015-09-09 19:52:02 | 趣味

7,8日とサボりました、読んでもらっている方には申し訳ありませんでした。

7日は、じやのひれの、山形社長のお父さんの49日で淡路のお家までお参りに行っていました。

そして終わってから、供養の麻雀ということで楽しんで来ました。

山形さんの一家はみなさんマージヤンが好きな方で、その夜、遅くまで楽しんで泊めてもらい

まして、8日に帰ってきました。

 

前日から親戚のかたや、お母さんが入って楽しんだらしいのです、僕のときは、社長に

姉婿の中川さんにお母さんの妹さんに亡くなられたお父さんの麻雀相手だった先生らと、

やりました。

 

お父さんやお母さんが好きだったので、家族の方は皆さんされるようで、それが家族と

親戚とのつながりをきつくしていたようでした。

その仲間に入れてもらいここ何年かお父さんとも楽しみました。

 

土田会も21日に今年2回目の大会を行いますが、以前書いたように3連荘の大会が

続きますので、人数の方が心配していましたが、何の心配もない、人数も何時も以上

の8卓を超えて9卓になるようです、いい大会にしたいものです。

 

去るもの追わず、くるもの拒まずというのが私のやり方ですので、土田会を辞めても

大会だけでも参加はOKですのでたくさんの方が来ていただいたら土田先生も喜んで

下さると思っています。

 

私もしばらくご無沙汰ですのでそれまでに少しは練習もしておきたいものですが、

これだけは、その日の牌のめぐり合わせですのでなんともわかりませんが、10位

以内には入りたく思います。

 

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