佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

磯釣りの本よりの続き

2015-09-15 18:10:15 | 釣り界の歴史

磯の大物とは従来、石ものと言われる、イシダイ、イシガキダイ、カンダイなどが言われていたが、釣り具が発達してきて、サオとリールを使い何十キロもの魚が磯竿にて釣れるようになり磯釣りの世界が変わってきた。

昔はサオとリールを使い40キロからのクエを釣ること等考えつかなかったが、近年はそれが変わってきている。

そして、大物を釣るために遠くまで遠征して釣るようになった。

それでも人気なのはイシダイとグレが底物と上物との最右翼であろう、

私はそのなかでも、イシダイがすきであるが、その仲間であるイシガキダイ、にクチジロ

このクチジロは、イシガキダイの老成魚といわれているが、別種と、言われる説もあるために、未だにハッキリとはしていないようだ。

このクチジロについては昭和43年当時に井之口氏が小笠原に再度調査に行かれたが

イシダイや、クチジロは発見されなかったと書かれているが、その数年後にクチジロは釣られたのである。

 井之口氏はイシガキの老成魚というのには納得がいかずにクチジロイシダイとの名前を取られておられますが、1995年に出されました、釣りサンデーの小西英人さんの「新さかな大図鑑」には、クチジロはイシガキの老成魚だとの結論づけられています。

 ただ井之口氏が疑問にされておられるのはイシガキが比較的良く釣られている、伊豆半島、房総半島、五島列島に、クチジロがいないのは何故かという疑問?

親がいれば子がいてその成魚がいて当然だろうとの話。

 そしてクチジロの北限は男女群島までで、肥前鳥島には、いないという、これは以前書きました豊中の離島の開拓者であった、亡き森岡氏もいわれておられたそうです。

写真はいずれも小西秀人氏の「新さかな大図鑑」より

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