6月23日に寝屋川の水生生物センターにて内水面委員協議会が開かれました。
いつもは大阪府庁の元の知事官舎などを使って行われるのですが、今回は生物センターに行き、実際の淀川に住む魚をみての会議となりまして、バスでこの生物センターまで来ました。
建物の中に大小色々な水槽があり、淀川水域で見られる各種の魚が飼育されています。現在、日本で絶滅種に指定されている4種のうちの2種がこの淀川に生息しています。
この4種は天然記念物にも指定されています。そのうちのイタセンパラ・アユモドキは淀川に生息しています。後はネコギリ・ミヤコタナゴの2種です。
このイタセンパラという魚は二枚貝に卵を産み付けるという特殊な生態を持っていて産卵の際には必ず出水管から貝の体内に卵を産み込みます。一方、婚姻色に染まったオスは貝の周囲になわばりを張って、他のオスを追い払いながらメスの産卵を守ります。
メスが産卵すると、オスはすかさず貝の入水管付近で放精し、卵は貝の体内で受精します。受精後1週間で孵化し、仔魚は貝の中で約7ヶ月過ごして翌年4から5月に貝の出水管から泳ぎ出ます。
このようなイタセンパラの生息する淀川のワンドには多くの仲間がいるのですが、近年外来種の増加などで環境が大きく変化して在来種が減少しています。
淀川ワンドの魚としては、イチモンジタナゴ、ヤリタナゴ、シロヒレタビラ、カネヒラ、アユモドキ、スジシマドジョウ、コウライモロコ、ゼゼラ、モツゴツチフキ、ハス、ゲンゴロウブナ、コウライニゴイ、タイリクバラタナゴ、オオクチバス、ブルーギル等がいます。
いつもは大阪府庁の元の知事官舎などを使って行われるのですが、今回は生物センターに行き、実際の淀川に住む魚をみての会議となりまして、バスでこの生物センターまで来ました。
建物の中に大小色々な水槽があり、淀川水域で見られる各種の魚が飼育されています。現在、日本で絶滅種に指定されている4種のうちの2種がこの淀川に生息しています。
この4種は天然記念物にも指定されています。そのうちのイタセンパラ・アユモドキは淀川に生息しています。後はネコギリ・ミヤコタナゴの2種です。
このイタセンパラという魚は二枚貝に卵を産み付けるという特殊な生態を持っていて産卵の際には必ず出水管から貝の体内に卵を産み込みます。一方、婚姻色に染まったオスは貝の周囲になわばりを張って、他のオスを追い払いながらメスの産卵を守ります。
メスが産卵すると、オスはすかさず貝の入水管付近で放精し、卵は貝の体内で受精します。受精後1週間で孵化し、仔魚は貝の中で約7ヶ月過ごして翌年4から5月に貝の出水管から泳ぎ出ます。
このようなイタセンパラの生息する淀川のワンドには多くの仲間がいるのですが、近年外来種の増加などで環境が大きく変化して在来種が減少しています。
淀川ワンドの魚としては、イチモンジタナゴ、ヤリタナゴ、シロヒレタビラ、カネヒラ、アユモドキ、スジシマドジョウ、コウライモロコ、ゼゼラ、モツゴツチフキ、ハス、ゲンゴロウブナ、コウライニゴイ、タイリクバラタナゴ、オオクチバス、ブルーギル等がいます。