種子島の釣の報告をゆっくりと
7月初旬、曇り空の大阪伊丹発9時25分のJALにて鹿児島空港へ乗り継ぎで11時発の種子島まで35分ほどで到着
(鹿児島の開聞岳が遠くに)うっすらと煙
そこからレンタカーでこれからの5日間の泊る所の宿、西之表の、「割烹ホテルいのもと」に。
このホテルには今の天皇が皇太子の折に泊まられたところというその部屋に松永夫妻は泊ることになった。
21年ぶりの種子島、以前はこの間書いた、シマアジ釣りでしたが、今回は松永夫妻に連れてきてもらい
クチジロが目標の釣です。その昔、船からクチジロを狙いステンレスのかごをグチャグxにされた記憶が
ありますが、今回は正味のクチジロ狙いです、果たして釣れるのでしょうか?
年齢的にも最後のイシダイ竿を振ることになるであろう、この種子島の釣り、大変な楽しみです
時期的にはコロナの影響で少し遅くなったようですが、松永さんのジヤマにならないように頑張りたい。
道具は1式すべてを3日前に送ってあるので、身軽なカバン一つの旅と言った感じですが、心はワクワクです。
彼に仕掛けを聞くと、リールはイシダイリールですが、道糸は38番のワイヤーを撒いてるという、
根係したら切るのが大変でしょというと、奥さんが「佐藤さん、ナイロン道糸より切るのは楽ですよと・・・」
やったことがないので考えられないのですが、僕もまねるべきかなと思ったのですが、使ったことがないので
今回は見送ってナイロンの24号を巻いていくことにしました、竿は, がまかつのイシダイ竿、5,25m
ハリスは37番ワイヤーにハリは17号から20号のイシダイ針の仕掛けにした。
エサはシラガウニの連珠で4から5個つけるというのですから、大変な仕掛けです。
はたして明日からの釣に対する、お天気も雨ですがどの程度の雨かがもんだいですが、ここまで来た以上
嫌いな雨でも頑張ります。
着いたその足で昼からの釣となりましてすぐに支度して出かけました、ホテルからは5~6分の所の船着場、
船は愛徳丸で顔に似合わず優しい船頭さんがエサを運んで待ってくれていた。
釣り場は目の前の500mぐらいのところにある赤い灯台の波止、船で5分もかからない所が釣り場とは・・・
「えっと驚いたこんな近い波止でクチジロが本当に釣れるのかい?」と、現実には松永氏は70クラスを釣られてる
1度などイシダイの竿を、竿尻の管に結んだロープだけ残ってすっ飛んでいったという。
この波止の向かいにも、もう一つ1000mぐらいの波止があるのですが、そこは乗るのにタラップを駆け上がるという
高い所なので慣れなければ危ないからという。
ここは波止に上がるのに石段が7段ほどあるだけなので楽という。
赤灯台の周囲にテントをお二人がセッテイング僕はただのお手伝い、大変風が強いが灯台の周りの取り付け金具に
ロープをかけて波止にハーケンを打ち込んでテントを張るのです、やがて降ってくる雨除けですと言ってる間に
雨が降り出した。
奥さんが、シラガウニを取り出してサシエを造り始めました、そして僕に佐藤さん、はよ仕掛けして釣りやと
言ってくれるがエサの用意までしてくれてるのに先に竿だすわけにはいかんやろと、思っていたら、松永氏も
早くやりやという、それではと初めてのシラガウニの芯を4から5個をハリスと針に連珠にして刺す、そして
足元に投入、水深は約10mから11m、捨て錘仕掛けで底から50センチほどにエサが、
(エサの造りかた)「左が心を抜いたガラで右が芯だけ)
(ハリスに通された芯)
一発目は奥さんの竿に来た、ふと横を見ると、右角に陣取った奥さんが竿を引きずり込まれている、松永さんが
飛んできたが、時すでに遅し、根に入り込んで出てこない。
私にも小さな当たりが連続して出るが食い込まない、竿先を震わしているのはエサトリ、時々胴ぶるいするのがある
これが本物のアタリと思うが、それ以上食い込まない、松永氏曰く少々の食い込みは合わしたら駄目という、それが
竿を持ち込むぐらいになって合わせるとよいというが・・・
左で始めた松永氏を見ると、ウキ釣りを始めた、彼 特注のウキで、先日見せてもらった、ペットボトルの改造ウキ。
2発目も奥さんに来た、また根に入り込まれたようだが、今度は松永氏が時間をかけて引きずり出した、さすが
ベテラン、50センチほどのクチジロでした。
夕方6時までそぼ降る雨の中頑張ったが、それきりで終わった、彼が言うにはしばらくエサが入ってないので明日が
楽しみやでーと・・・でも明日は大雨との予報・・・