この震災の不誠実な事後対応は、なぜ検証されないのかということを次に言われているのを
書きだします。
東日本大震災が起きてから1年7ヶ月経つ(2012年11月1日現在)
遺族たちはこの間、市教育委員の事後対応にも苦しんできた。
「2時被害だ」「市教育委員を検証してほしい」という声が遺族の中から上がっている。
典型的な問題点は、生存者や帰宅して助かった児童たちへの聞き取り調査のメモを
「破棄した」と、調査を担当した当時の指導主事が言い続けていることだ。
子供達と教職員84人の命が失われたという、未曾有の規模の事故なのに音声録音をしないままの
調査に加え、挙句の果てにメモを捨てるという行為は、公務員としてありえない。
事実関係を明らかにするという作業が、誠実に厳密に行われたとは、決して言えないのだ。
実際に、聞き取り記録や事故報告は、遺族側から、調査の矛盾点の指摘を受けて、
変遷を繰り返している。
そして説明会ではその都度逃げ始めた時間も変わっているのが追求されているようです。
この頂いた資料を読んでいくと市教育委は逃げの言葉しか出ていないようで、なぜもっと真面目に
対応しないのか、自分たちの援護ばかり考えているように取られる。
遺族の納得のいく事後対応、きちんとした検証を期待したいものです。