新潟で開催された、子どもたちの風呂敷ファッションショー
「フロコレ」のお手伝いに行って参りました。
今年で5年目となるこの会、入賞も狙って子どもたち
(小学生以下)はスタイリング、動き、ポーズ、表情ともに
精一杯表現されていました。
お弁当包みや泥棒の背負いたるイメージが浮かびがちの
風呂敷という四角の布が、結ぶだけでかくも多様な衣裳を
形づくれるという体験は、子どもたちや親、観客にとって
風呂敷の世界観が広がり、今後の暮らしでの活用や
表現の幅につながるよい機会となったことでしょう。
当日会場で、現在の風呂敷再考を導いた第一人者といえる
ふろしき研究会の森田知都子先生とお逢いすることができました。
16年前に僕が風呂敷を結びはじめたときも、先生の
「ふろしき入門」に大変お世話になりました。
お礼を述べると共に、お互いの持ち前の結び方を交換し合ったりと、
大変佳き交流ができたこの機会を、ありがたく、嬉しく思います。
夜は大人が参加のフロコレナイトです。
僕は観覧している予定でしたが、思いつきで飛び入り参加しました。
赤い小風呂敷を金魚に結び、エメラルドの大風呂敷に入れたのを
足をまくってエッコラかついで来、「きんぎょや」と洒落てみました。
ジャズバンドの演奏に合わせ、きれを振りながら踊ったりと、
本当にたのしいひと時を過ごしました。
2次、3次会にもお酒は遠慮しながら参加してよく踊り、
珍しく3時近くまで遊んでから一泊し、翌日は主催者の方々が
市場の朝食、「ふろしきや」のお店、美味しいそば処、
海辺の水族館にまで連れて行ってくださり、
新潟の旅を満喫いたしました。
お土産に笹団子を引っ掛け、昨晩の抽選で当たった
「ぽたりぽたり」と云う日本酒一升も抱えて、江戸へ帰りました。
改めて、新潟の温かなおもてなしと、フロコレでお逢いした
みなみな様に、大きな感謝の意を捧げます。
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きっと、洋服みたいなオリジナルの素敵なファッションばかりなんだろうな。
観てみたいな。
引き立ちます。楽しいショーでした。