ふろしき王子のブログ◎
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田んぼでふやしたメダカは、稲刈る時に
広口の半球形の睡蓮鉢に移して翌年の田植えまで飼っているが、

去年は夏に 近所の湧き水公園で 息子が採ったヌマエビを田んぼに放ちて

メダカと共に、エビも沢山ふえた。
しかしヌマエビは、湧き水の水路だからこそ、水温が10℃前後かで安定しているから
生きてるわけで、庭の鉢で放置じゃ、毎朝凍りつくような冬に寒さで死ぬ可能性が高い。

そこで、庭の地面に穴を掘って、睡蓮蜂を埋設するかたちで
少々の地熱と風除けを期待し、水面には姫睡蓮(アサザ)と
フタ代わりの角材で半分くらいは覆った。
それでも、毎朝水面は凍ってた。

ヌマエビは、死んじまったろうか。

少し案じてはいたが、水がよいのと、死ねば白くなって目立つはずなのに
特に見えなかったので、
じっと息長らえていると信じてはいた。

何より、その池の周りは、コムギと紫大根の畑なので、
土の微生物も何だかんだ元氣におってん、きっとほのかに暖かなはずなんだ。

立春がすぎ、氣温や風は冷たくても、日は伸びて、つぼみもふくらみ、
春の兆しをめらめらと感じ、実際にお日さまはぽかぽかなこのごろ、
日が差してちょいと水ぬるめば、メダカはエサをせがむように
スイスイ上がってくる。

と、半分フタをしている角材をどけたら、
あのメダカが止まって感じられるほどの、
矢よりも速い、異次元にワープできるほどの素早さで
ピュン!  と水中を消えてった者たちがおった。

まさしく、エビたちだ。
よくぞ、この冷たさに耐え忍び、野性のとき以上に
精悍になったのでは、と感服。

どうやらヌマエビたちは、みんな生きてるみたい。
生き物は温度差に弱いが、土に埋めて直風を防いだのは正解だったかも。
風は命をはこんでくるけど、さらいもする。

エビ(ざりがにではない)は環境の変化に、メダカ以上に敏感だから、
汚い川にコイを放してごまかすようなことではなく、
小エビが暮らしている、というのも一つの指標であるし、
命ゆたかな居場所を表している。

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