冬終わるころの 日なたの 安堵感
みなみなの 知恵と力を合わせよう
目に映る 御脚増します 春来らし
今後とも 猫はニャアニャア犬はわん
今日もまた あまた鶏たち 卵産む
中央線 多摩から江戸へ 東行き
雪解けて 若者寄り来る 街の角
化粧流し ぱっと輝く きみがほほ
冬に結び 春花ひらく こころかな
ムッツリーニ 上司商談 紅ネクタイ
愛しげな 唇見られぬ 時代なり
歩いても 歩いてもほら 月や星
食べ納めの 焼き芋の色 甘み 湯氣
混沌たるらしき時代に アイドル舞う
春知れる あしながばちや いずこかな
実家には いつも流るる おらが風
電車には 男がいる女がいる
ふりかけをふりかけてたころ 昔々
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