いろいろ作っても、
ほどけばすぐに元通りになる
風呂敷は氣軽だけど、
板をのこぎりで切ったり
釘を打ったりするのは覚悟がいる。
命ある木を生き生きと愛用しつづけるに耐える
技術と心意氣が求められるから。
技術に乏しい僕は、入手した状態のままの
板とレンガを積んだだけの靴箱とか、
温もりある板を敷いただけの床、
見事な板を置いただけの食卓のように
なるべく加工せずに素材で魅せることに
心ひかれる。
下手に切ったり貼ったりしなければ、
元の素材がよければ千年でも持つでしょう。
そして色々転用ができて移動も楽。
積み木のように、風呂敷のように、
胎盤のように、必要なときだけ形になる。
命ある木の加工は慎重、真剣にあつかいたい。
→愛工房研究所。
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