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大冒険って
なんだろう?

覚えてる冒険は、小学生のとき
浅草から水上バスで船の科学館のプールへ
友達と行った後、夕方には帰りの船がなくて
帰れなくなった。

それで、まだフジテレビが建つ前の
お台場の原っぱを
友達と、弟と3人、途方に暮れて歩いていたが、

そのうち、道路に
門前仲町行きのバスが来たため、
なんとか帰れた。

振り返るとちっともたいしたことじゃないけど、

帰れない不安と、守るべき弟、そして
広大な埋め立て地にぽつねん、という状況と、
それを脱した体験は、自分にとっては
大冒険のような記憶としてある。

ちょいとした冒険なら、今ころの多摩川の河原で、
背より高いヨシの繁みをかき分けて進むのもそうだ。

迷子感覚によって、風景が生にリアルに迫ってくるかんじ。

そんな意味では、先読みしやすいことは冒険とはいえず、

道なき未知に突入し、細胞をひらかざるを得ないという

からだの変容が、冒険の要素であるか。

現在の本づくりも、次の本や動画も、僕は完成図の
わからないままに進めているから、
宝の中身も在処もしらない宝さがしで、
森の奥へすすんでゆく、冒険といえるかもしれない。

そして、なんとかその森を抜けたときの
仲間の顔や思い出が、至上の宝ものとならむ。

分からないからゆくのが冒険であり、
自分であるいたなら、失敗も全部、たからもの。

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