明日はふろしき本の撮影ですが、
開始が都心で朝6時のため、郊外暮らしのアテクシは
4:30の始発にのる予定。
3時台に起きて、着物で駅まで自転車を漕ぐ。
この姿こそシャッターチャンスでなかろうか。
各メンバーの、勝手知ったる街々でのロケなので、
そのまちの風に委ねた足まかせで巡られよう。
折々の食事タイムも楽しみであるし、そこもまた
撮影現場となる。
いつも境界はどこにもない。
それとまた1つの楽しみは、前回の日野で撮影した写真を
焼いたCDを、カメラマンから受けとれること。
何しろ馬にも乗ったし、子どもも合流した日で、
きっとすてきに違いない。
僕は不真面目なつもりではないが、撮影の都度に写真を
確認していない。
カメラマンを信頼しているのもあるが、
とにかくみなが氣持ちよくいられていれば、
そういう本質がにじみ出るだろうから、OKなのです。
表面的な指示や作り込みも無用ではないが、
みなが心より楽しんで、自然体でいられていることが大事。
肩の力が抜けていれば、表情はしぜんと穏やかになる。
作ったオダヤカ顔なんて、むしろ固い。
そんな超早起きな、あすを控えつつも
帰りみちに新宿のオカダヤへ寄って、
あした使えそうな生地を買った。
今夜さっと縫おう。
きっと明日は大活躍してくださるでしょう。
どんな風に撮るかはちっとも決めていないが、
よい素材(スタッフ・モデル・服装・風呂敷)があれば、
あとはその場所に着いたときに
何かが生えてくる。
植えたものではなく、
生えてきたもの、
それは生のいのちと暮らしのリアル。
モデルさんのフローラ(すべてを司る体内の微生物たち)が
つい躍り出したくなるような、
そんなロケを思い、
丁寧に縫って、はやく寝よう◎
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