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「夏休みおつかれ様会」的な祝いを
外食で催したいという、
息子のたっての希望で、昨晩は僕もお仕事を早引きして
ラッシュ無しに帰宅し、地元駅近の朝鮮料理店を訪れた。

夏休みお疲れって、休んでたんでしょ、なんて突っ込めそうだが、
暑いとか、乗り継ぎ電車の海の旅とか、妹たちとの攻防などで
学業とは別種の疲れもあったろう。
毎朝、ひらいたアサガオの数も記録した、小学校はじめての夏。

僕も7年振りに海に入ったので、未練は無い。
外れの静かな濱でしたので、ビキニを拝むこともなく
父子ふたりで、ヤドカリや貝殻を探していた。

さて、昨晩の家族外食は、毎度ながら
恐龍と呼んでも過言ではない娘っこたちが
ぴいぎゃあと動き回り、封じれば黄色い歓声を放つから、
大人は疲れを加算する会となった。

そんな中、末娘が太巻きのような海苔巻をほぐして食べて、
好みの具を選んでいるのか、大部分を残しつつ
ふたつめを手に持った。

直後、すとんと両脇両ひざを抜け、せっかくの逸品は
床に居着いてしまった。

自宅であれば、僕がフッと糸でも落として拾い食べるだろうから
娘もはじめは重大にとらえず、ワンモアーを待つ。

ところがちょうど最後の一つで替えは一向に来ず、
落ちたものは拾って片隅に置いてあるけど
それを指し示してももらえない状況に直面し、

彼女は泣き崩れた。
まだ小皿にほぐれ海苔巻きはあるのだが、
形のきまっている、いっぱしの巻き物をやっつけたいのだろう。

壁におでこをつけ、悔しそうに女泣き?している。

そこで、あま屋の菓子の一つでも渡せば
秒速でニュートラルに復帰するだろうが、
はっきりいって

嬉しかったことよりも

くやしかったことの方が思い出に残るだろうから、
そのまま悔しがらせておいた。

そもそも、既にお腹は満ちていて、海苔巻きを崩して
遊びかったのだろう。

やがてどたばたきゃあきゃあと弾みはじめたので、
お茶の一服もせぬまま、サーと卓上ととのえて
帰りました。

げんきで何よりです。

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