ぴったりしたパンツは通氣にかける。
木綿なら吸湿性があるのでまだよいが、ナイロンの下着は蒸れて擦れて、股を傷める。
(摩擦や蒸れを緩和するために、股の毛が濃くなったりメラニンを増やして体は対応する)
もともと、日本人の女性(主に江戸時代)は、パンツは履かず、腰巻という名のノーパン(巻きスカート)。
通氣はばっちりで、摩擦もないので、股には最適な状況。
御一新(明治維新)からしばらくして、洋装(スカート)が次第に普及しても、
女性は腰巻または何も履かなかったそうだが、徐々にズロースを履く者も現れる。
ズロースは、ワカメちゃんのようにふわっとしていて、感覚的にズボンのような所があるからか、
スカートがまくれてズロースが見えても、羞恥心はあまり湧くものでもない。
肌に密着せず、通氣がよく摩擦も少ないので、現在のパンティよりよほど股に優しい。
リンパの締め付けを減らすため、ゴムではなく平たいひもを絞って結ぶ形に、
素材は、木綿よりも乾きやすいリネン(亜麻)がさらによい。
現在多からず生産されているズロースは、それほどたっぷりとしていないし
綿とゴムの作りがほとんどだろうから、自分で工夫して作ることをおすすめします。
(そのうち、自分なりの作り方を載せます)。
平成の世、スカートの少女も、パンツの上にぴっちりとスパッツを履いて
パンツが覗かないよう(親のはからいで)守っている人が増えたと聞くが、
スパッツのようなもので蒸らしては、嫌気性の悪玉菌(人にとって)が増えやすいし、
そのような格好で鉄棒などで摩擦を得ては、股にはクッション(毛)のない人は肌を痛める。
股の悪玉菌については、若い世代は乳酸菌の量がとても多いので打ち勝つ可能性もあるが、
石けんや入浴剤で毎晩その乳酸菌(体を守る常在菌)を駆逐している現代人は
股から全身への病や、免疫の低下を起こす可能性が上がる。
塩素もことごとく殺菌するため(しかし、生き残った悪玉菌が天下をとるおそれがある)
ウォシュレットを危険視する説もあるし、
お尻までつながっている口の、菌を駆逐する歯みがき粉は、
かえって虫歯の原因となり、それが消化器系すべてに悪影響を与える。
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