ふろしき王子のブログ◎
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もともとこのブログは
「重心」について書いていました。
最近はぷっつりとご無沙汰でしたが、
僕にとっても非常に大切なことなので
久しぶりに書きます。いつも同じ内容だけど。

土台として、低い位置が自然である重心が
日本人は昭和40年ころからどんどん上がって、
現代では頭や肩にある人がほとんど。
男性社会にまだ毒されていない女子学生でも
せいぜい胸の高さ。お腹でも珍しく、
昭和30年代以前ならば基準ともいえる
腰のきまっている人は、今では天然記念物。
大自然とのつながりを実感している妊婦さんは
腰にある人が多い。

ちなみに「男性社会に毒される」というのは
受験教育などで濁されていながらも、
まだまだ素直な若さに輝いていた女子学生も、
就職後は競争社会の過酷なストレスにさらされる。
感覚を麻痺させるために酒、たばこ、菓子、薬、
化粧などを過剰に消費し、体は護りと抵抗のために
肩肘はって、こりこりと硬い筋肉がつき重心が上がる。
現在はそうなりやすい環境にある。

重心は血の集まっている所で、
よく使うところに血が来るから
日ごろ歩いて掃除して、食も性も
健康だった時代は腰に重心があった。
今は足腰を使わず、頭(過去の記憶装置)
だけで考え、不安で肩をいからせ
スポーツも腕力に頼っているから
血が上半身に偏って重心が高い。

僕が人の重心をみるときは、
自分の足に意識を集中して思考を外し、
相手の要=血の集まるところに
本能的に目が留まるようにしている。
この説明は分かりにくいこともあるので、
肩の緩みぐあいと腰の締まりぐあいを見る、
と言うときもあります。

重心が低いと何がよいの?と聞かれますが、
重心は土台なので低いのが自然。その基盤の上に
思考、情操、氣づき、行動が生まれてくるので、
台が安定すると、あるべき風がふいてきます。

そのための知恵を、かつて色々と書きました。
また新たに氣づきがあれば加えます。
腰にへこ帯などを締め、土のうえを散歩するのは
やっぱりおすすめです。腰をひねらず腕をふらない
すり足に慣れると、疲れにくくなります。
四国の母が、一本歯の下駄を室内で履きたいと
電話で話していましたが、嫌でも足に意識が向くので
よけいな事を思い煩わなくなり、自然と
シンプルな道に乗ることになるでしょう。

先ほど、戸川純さんの動画を観ました。
彼女は重心がかなり低いです。

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きょうは浅草の実家へ参りましたが、
まず御徒町で下り、しのばずの池べを歩いた。
蓮の蜂巣(種のついてる部分)を小物づくり用に
求めている友達がいますが、池の中に伸びていて
手がとどかない。
チャンスは、手前側の蓮が刈られて、水きりのために
積んである1~2日。いつなのか知らないので風に任せる。

晩秋の上野は、落ち葉、紅葉、渡りガモ、修学旅行で
かえってにぎやか。僕の庭のように馴染みの地なので、
ゆっくりと着物すがたで訪れ、「藪」でかけそばをすすりたい。

実家に着き、赤ちゃんの写真をプリントして
家族に渡す。祖母から作務衣と
人形焼ひとつもらった。



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