呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

混声合唱サマコン~もう少し詳細を

2009-07-30 | コンサート・LIVE・演劇などの話
サマコンの、もう少し細かい感想を・・・。

あれだけの大きなホールで舞台も広いので、正直言ってソプラノパートの声やオケの音が聴こえないことがあった。
T先生が日々仰っていたが、「本番では周りの音を聴いていると遅れるし、ピッチも分からなくなるから、テンポは指揮者に、音程は自分を信じるかちゃんとオケの音を聴くこと」
確かにその通り。特に夢中になって歌っていると、もう他のパートは聴こえなくなる。
テンポも、どうしてもオケは遅れて聴こえるし、周りのメンバーのピッチが正しいとは限らない。
やっぱり自分とオケと、それと最終的には指揮者に頼らざるを得ないんだね。
グロリアではパイプオルガンが入ったが、舞台上の僕たちには全く聴こえなかった。
今回の演奏がどんな音色で、どんなボリュームで、どんな風にホールに響いたのか・・・。CDが出来るのを楽しみにしている。
(なぁ~んて、CDを聴いてみたらがっかりということは良くあるが)

みなとみらい大ホールは、よく響くコンサートホールだ。
タンホイザーやグロリアのように、オケがジャジャ~ン!!!とフォルテシモで終わる曲は、丸々2秒ぐらいの残響がある。
これまた気持ちが良いものだ。
第九の演奏会でも、本来最後の「ジャン!!」で残響があるはずなのに、知ったかぶり(失礼!)の聴衆が、終わるか終わらないうちに、うわ~っと拍手を始めるので、残響もあったものではない。
今回は割りと大人しい聴衆(=クラシックにあまり慣れていない=知ったかぶりはしない?)が多かったせいか、無粋にフライング拍手はほとんどなかった。
やっぱり指揮者が棒を降ろして、初めて曲が終わるんだよね。それをわかって欲しい。
残響だって、曲の一部だと思います。

今回のコンサートが聴衆にとって満足度が高かった(多分)のは、オケが入ったこと、そしてまさに日本を代表するソリストのステージがあったことが大きいと思う。
三縄さんと福井さんが、オケをバックにそれぞれの得意な曲を披露していただいた。それだけでなく、デュエットや合唱との共演まで!
これは相当聴き応えがあっただろうし、我々合唱団にとってもとても素晴らしい経験だった。
小編成だったが、オケの華やかな演奏とコラボ出来たことも大きい。
来年はソリストをまたお願いするようだが、オケは付かない予定。それがどう影響するのかなぁ。
それと「グロリア」は、やっぱり相当苦労した。
そんな曲を、一回の演奏会で歌い終えるのは寂しいね。ぜひオケ付きで、あと3回は歌いなぁ・・・!

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