会社の行事?で、劇団四季の「マンマ・ミーア」を観に行った。
四季のミュージカルなんて随分久しぶり。20年近く前は、仕事の付き合いでチケットを買わされて、結構観に行ったものだ。あの頃は「Cat's」は成功していたものの、他のプログラムは動員がイマイチだった。
その頃と比べると、四季のミュージカルはなんかすごく進化した気がする。
劇場も専用のちょうど良い広さで、客席との一体感があるし、演ずる役者は堂々と自信たっぷりだし(別に20年前が自信なさげだったわけじゃないけど)、観客側もしっかりノって楽しんで観聴きする体制が出来上がっている。
なんかすっかり「日本人による日本人のためのミュージカル」を確立したって感じだ。まさに「Japanese Musical」だなぁ~。
で、肝心の「マンマ・ミーア」そのものはどうだったの?
ここでストーリーをいちいち解説することはやめるけど、いや~とっても楽しくて感動した。
80年前後に世界でも最も売れたグループの一つ、「ABBA」の曲からストーリーを紡ぎ出し、まさに当時のヒット曲オンパレードのステージが展開する。
「ギミー!ギミー!ギミー!」「チキチーター」「ダンシング・クイーン」etc…。僕はそれほど夢中になってABBAを聴いたわけではないが、どの曲も知っているし、有名な曲が歌われると思わずウルウルしてしまう。
あの頃は良かったなぁ~。なんか、自分も若くて輝いていたなぁ~。世の中にも元気があったなぁ~!
そう、思いはバブルが弾ける前の輝かしい?元気な日本に及ぶ。あの頃は良かったね、みんな頑張ったね、一体感があったねぇ!
上記画像のペンライトみたいなのはなに?
そうです、マンマ・ミーアの最後のカーテンコールの時に、観客がやおら立ち上がりスタンディングオベージョンをやるんです。ライトを振って舞台と客席の一体感を演出し、最後の最後まで楽しむのです!
やっぱり感動だな。 劇団四季よ、浅利さんよ、偉い!