呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

三崎のまぐろ、そして海洋深層水・・・

2005-09-20 | 食べ物・お酒の話

☆9月某日 三浦市三崎「ちりとてちん」
 本日の天気は晴朗なり!夏の残滓か、はたまた秋晴れか・・・。友人たちに誘われて三浦半島に「づけ丼」を食べに出掛けた。そのついでに最近流行の海洋深層水の風呂に入ろう、ということ。
 道路はそれなりに混んでいたが、取敢えず三崎に到着。今夏は海に行けなかったので、目の前に広がる海原と潮の香りが嬉しい。人間は、海にしても川にしても、水辺に憧れる。
 「ちりとてちん」は評判の店で20人近くが並んでいた。私のようにガイドブックを見て来る人が多いのだろう。マグロを中心とした割烹料理屋さんだが、私が食べたのはその名も「ちりとてちん丼」。
 これは「づけ、照り焼き、中オチ」の各子丼がセットで、それに小付け、漬物、味噌汁がついている。少々高いが三種類のマグロが楽しめて、なかなかの「実力者」だ。海藻の酢の物と漬物が先に出てきて、いつもならこれでビールをきゅっとやって、それからどんぶり・・・となるのだが、今日は運転手がいるのでみんなで我慢。「ビールをきゅっ!」は夜までお預けだ。

 「今度は電車で来ようね」と酒なしで店を出て、海洋深層水の風呂を目指した。最近、三浦半島には京急系のホテルが海洋深層水の風呂を続けてオープンさせている。このひとつ、ホテル京急油壺観潮荘に立ち寄った。
 風呂はそれほど大きくはなかったが、思ったほど混雑しておらず、塩分濃度の高いお湯にゆっくり浸かることができた。露天風呂の眼前には相模湾が広がり、ヨットやクルーザーが行き来している。なんともゆったりとした時間を過ごすことができて幸せ・・・。

 帰りもやっぱり渋滞。しかし目の前の海に、大きく明るい中秋の名月が浮かび上がる。暫し歓声。漸く横浜の友人宅に帰り着き、いざ出陣!店は「一夜干し料理・ひもの屋」。この店は随分いろいろなところにあるが、以前からその店名と店構えが気になっていた。しかし入るのは今日が初めてだ。
 この時のために風呂上りも水を少々飲む程度で我慢した。一杯目の生ビールはほとんど一気に呑み干す。それからゆっくりメニューを眺める。焼きさんまにいわし丸干し、ねぎ塩豆腐(塩味のだし汁がかかった冷奴)etc・・・。今日は昼に続き、なかなかヘルシーメニューだな。
 仙台でのイベントが終了し、多少の脱力感を伴った寂しさを感じていたが、そんな時に行動を共にできる友人たちがいることの有難さをかみ締めながら、心地よく酔った。
 大分涼しくなった帰り道、名月はすでに高々と登りつめ、私のことを見下ろしている。
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