◯「マチネの終わりに」⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️😍
予告編を観ると、イケメンギタリストと美人ジャーナリストの、ベタベタしたラブストーリーかと思って、それほど興味はなかった。
でも学生の頃クラシックギターをやっていて、全編に流れるであろうギターの名曲や福山雅治のギタリスト役にも興味があり、また石田ゆり子の癒し系の魅力もあり、で観ることにした。
結論から言うと、とても良い作品だった。
ラブストーリーとしても秀逸だし、クラシックギターも聴き応えがあり、パリやニューヨークの風景も美しい。
偶然の出会いと、必然的に惹かれあう男女、そして切なすぎるすれ違いと別れ…、そして天才ギタリストの挫折と復活。こりゃ女性がハマるわけだ。
観客はそれなりに入っていたが、ほとんどが女性、しかも一人で観に来ている人が多くて、鼻をすすったり、身を乗り出して観ている人もいた。
感情移入しちゃうんだなぁ。ジイさんだって、少しは胸キュンになったもの。あぁー、石田ゆり子のような人と、紅葉のセントラルパークを散歩したみたい…笑
ラストシーンの、石田ゆり子の満ち足りた微笑みが何とも良かった。
⭐️5つ+αの、ちょーオススメ。貴女、できれば一人で観に行ったほうが、良いかもしれませんよ。
PS)
クラシックギターの演奏シーンは、ほとんど福山雅治が弾いている手元を映していた。実際の彼の演奏音源も使われていたらしい。
彼はちゃんとギターが弾けるから、クラシックの難曲にも挑戦したとのこと。えらい❗️