♪桂文珍「御神酒徳利」
今日は小鯵の唐揚なんて、どう?
小鯵をじっくり素揚げして、塩と多めの粗引き黒胡椒を振るんだ。
頭から全部食えて、ビールにぴったりだよ!
この前何とはなしにTVのチャンネルを回していたら(なに今時のTVはリモコン?)
3chで文珍の落語をやっていたので、思わず観てしまった。
演目は「御神酒徳利」。
元々は上方落語だったものが江戸に伝わり、円生が得意としたらしい。
文珍は、もちろん関西弁で上方風に演じていた。
熊さん、旦那が大事にしていた御神酒徳利を、水瓶の中にうっかりすべり落とす。
酔っ払っていたので、ついそのままにして家に帰ってしまった。
そうしたら旦那のところでは大事なお宝が無くなったと大騒ぎ!
女房から騒ぎを聞いた熊さんは、謝りに行くが言い出せない。
思わず「算盤占いによれば、あの水瓶の中に・・・」と嘘を言ってしまう。
ところが、その通りに見つかったものだから、さあ大変!
たまたま旦那の旅籠に宿泊していた芸州(広島)の旗屋が、その騒ぎを聞きつけ
「殿様から預かった旗指物を失くしてしまったので、占いで探して欲しい」と。
その後、仕方がなく旗屋と芸州に向かう熊さん
旅の途中でも偶然に失くし物を見つけてしまう。
さらに熊さんの評判は高まるばかり。
失くした物を探して欲しいと人がどんどん集まってくるが、そう偶然は続かない。
ついに熊さんは逃げ出してしまった・・・。
「あっ、熊五郎先生がいない!」
「今度は先生が失せ物だ・・・」
お後がよろしいようで!
文珍のまともな古典落語なんて初めて聴いたかもしれない。
いやぁ、上手いねぇ。
細木先生まで登場して、テンポもいいし、算盤の擬音なんかもとても上手い。
この人は、ホンチャンの落語家だったんだ、と納得した。
一時期議員に立候補か、なんて言われたけど、このまま落語を演って欲しいね。
また寄席に行きたくなったなぁ。
噺の内容を詳しく知りたい方は、こちらまで・・・ポッチ!
今日は小鯵の唐揚なんて、どう?
小鯵をじっくり素揚げして、塩と多めの粗引き黒胡椒を振るんだ。
頭から全部食えて、ビールにぴったりだよ!
この前何とはなしにTVのチャンネルを回していたら(なに今時のTVはリモコン?)
3chで文珍の落語をやっていたので、思わず観てしまった。
演目は「御神酒徳利」。
元々は上方落語だったものが江戸に伝わり、円生が得意としたらしい。
文珍は、もちろん関西弁で上方風に演じていた。
熊さん、旦那が大事にしていた御神酒徳利を、水瓶の中にうっかりすべり落とす。
酔っ払っていたので、ついそのままにして家に帰ってしまった。
そうしたら旦那のところでは大事なお宝が無くなったと大騒ぎ!
女房から騒ぎを聞いた熊さんは、謝りに行くが言い出せない。
思わず「算盤占いによれば、あの水瓶の中に・・・」と嘘を言ってしまう。
ところが、その通りに見つかったものだから、さあ大変!
たまたま旦那の旅籠に宿泊していた芸州(広島)の旗屋が、その騒ぎを聞きつけ
「殿様から預かった旗指物を失くしてしまったので、占いで探して欲しい」と。
その後、仕方がなく旗屋と芸州に向かう熊さん
旅の途中でも偶然に失くし物を見つけてしまう。
さらに熊さんの評判は高まるばかり。
失くした物を探して欲しいと人がどんどん集まってくるが、そう偶然は続かない。
ついに熊さんは逃げ出してしまった・・・。
「あっ、熊五郎先生がいない!」
「今度は先生が失せ物だ・・・」
お後がよろしいようで!
文珍のまともな古典落語なんて初めて聴いたかもしれない。
いやぁ、上手いねぇ。
細木先生まで登場して、テンポもいいし、算盤の擬音なんかもとても上手い。
この人は、ホンチャンの落語家だったんだ、と納得した。
一時期議員に立候補か、なんて言われたけど、このまま落語を演って欲しいね。
また寄席に行きたくなったなぁ。
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