呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

小説「空飛ぶタイヤ」

2016-03-11 | 本の話


☆「空飛ぶタイヤ」池井戸潤著 講談社文庫

あんなに本好きだったのに、ここ数年はほとんど読書をしていないジイさんです。
なのでホントに久しぶりに読んだ小説だったけど、あまりにも面白くて、分厚い文庫本2冊を数日で読んだ。
いやぁ~、面白かった!最高~!

走行中に突然外れた大型トラックの車輪が、歩道を歩いていた親子に激突し、母親が死亡する。
メーカーのホープ自動車は、トラックを所有する運送会社の整備不良を主張。一方で運送会社側は自分たちに過失はなく、原因はホープのトラックの構造上の欠陥と主張し、独自の調査を開始する…。
フィクションと言いながら、実際にあった事故と自動車メーカーのリコール逃れを基にした小説だ。
うーん、日本有数の財閥系企業グループの自動車メーカーの不祥事、グループ内銀行の横柄で自分勝手な論理…、然もありなん!
池井戸潤定番?の、小が大をやり込める小気味良さ、痛快さはさすがです。久しぶりに面白い小説、読んだぁ~!
ん、あれ?この財閥グループって、ウチのグループがモデル?う~~む、まさにまさに然もあ、り、な……ん
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