呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

長野・白骨温泉「泡の湯」

2011-02-15 | 徒然なるままに

贅沢ついでに、もう一つ温泉のレポートを。
実は先週も温泉に行っておりました。友人たちが乗鞍にスキー&温泉に行くというので、僕はあとから追いかけた。
スキーをやるとなると早朝の5時過ぎに出発とのことだし、朝一番で用もあったので、ちょっとゆっくり出掛けることにした。



当然ビールと弁当を買いこんで、新宿12時発のあずさ15号に乗り込み松本に向かう。最近電車や新幹線での移動が多いけど、自分で運転するよりよっぽど楽だなぁ。第一呑みながら目的地に向かえる。
松本で松本電鉄に乗り換えて新島々へ。そこから白骨温泉行きのバスに乗ること約2時間、温泉街入口の「泡の湯旅館」に到着した。



「泡の湯」に入るのは2回目だけど、泊まるのは初めて。さて温泉は?
ハイ、添付画像の通り有名な白濁大露天混浴風呂です。え~、こんな上から見える混浴温泉なんて嫌だぁ~!?
大丈夫です。脱衣場は男女別で、女性は専用の大ぶりのバスタオルを巻いて、脱衣場からそのままお湯に入り、首まで浸かって出てくる。男性はなにも着けないけど、やはり脱衣場から首まで浸かって外に出てくるので、お互いに見えない。それに相当温いので、立ちあがってのぼせを癒す必要もなく、いつまでも首まで浸かっていられる。
若い女性のグループもいるし、カップルも多い。どうってことないですよ。
それよりもこの開放感を楽しんで温泉に入れることが貴重ですね!

ここは「四万たむら」に負けず劣らず高級旅館、食事も部屋も豪華だ。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく配膳され、とっても美味しかった。最後の締めは、キノコ汁と信州名物のとうじ蕎麦。キノコ汁に蕎麦を入れた独特の竹ざる浸し、しゃぶしゃぶしながら食べる。う~ん美味い!
積善館本館とは全く待遇の異なる両極に位置する?旅館でありました。





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積善館連泊で思うこと~気儘ゆえのむなしさだってあるさ…

2011-02-15 | 徒然なるままに

初めての温泉連泊で嬉しくなって、多少?はしゃいだ内容のブログとなり、また関係各位に「羨ましいだろう(的)メール」を送ってしまった。
でも、まあ普通に休暇をとって、普通に温泉に来ただけなんだよね。大した話ではないんです。
積善館本館は、昔の湯治宿だから部屋も食事も、それは質素。だから贅沢な温泉旅行からは程遠いもの。
皆さんが家族や仲間と海外旅行に行ったり北海道にスキーに行ったり、親と旅行するのに比べても、地味なもんです。僕なんて、ハワイ以外に海外に行ったことないんだから。
ただ、時間の使い方や自由度はホントに贅沢だったかな。なにせ誰にも文句も言われず束縛もされず、勝手気儘に時間を過ごすことが出来た。これってかなりの贅沢だと思う。
でもそれだって、僕が妻もいないチョンガーゆえの贅沢。漸く夫婦でノンビリ温泉旅行でも…という年齢になったのに、それも今は叶わぬ夢だ。
妻を50歳で亡くすという人生で最大かつ最悪の出来事と引換に僕に与えられたちっぽけな自由。多少の贅沢をしても妻は文句を言わないだろう。
昼間から誰もいない温泉に浸かりながら、つらつらとそんなことに思いを馳せる、そんな休暇でもありました。「一人身兼業主夫オヤジ」の気晴らしは、実はそんなに単純で能天気な話しでもないんですよ。


さて、そんなことを思いつつも「四万温泉はいいぞいいぞ!」と言ってきたので、是非行ってみたいという方のために少しだけ解説しておきます。

1.直通バスが結構便利
首都圏の方は、八重洲から四万温泉直通バスが出ています。特に冬は増便になっていて、八重洲を10:30に出発して、四万温泉に14:15に到着する。大体の旅館が14:00からチェックイン出来るから、これは便利です。夕飯までに随分ゆっくり出来ます。
代金も往復割引が効いて5,000円。所要時間や費用の面でも電車とバスで行くよりお得だ。
どうしても途中立ち寄りたいとか、自由な時間に行きたいという人は車しかないけど、のんびりバスで行くのも良いですよ。第一朝風呂のあと呑めます…。

2.積善館本館の善し悪し
四万温泉には大小いろいろな旅館があるけど、宿泊したことがあるのは積善館本館のみです(もう4回目)。ここの特徴は何度も書いているけど、大正ロマンの香り溢れるレトロな宿という点。昔ながらの湯治宿だから宿泊代も一泊5千円台から7千円台とリーズナブルです。
ただし、その分設備も食事も質素です。部屋は御世辞にもきれいとは言い難いし、トイレも共同(それも男女一緒)。トイレが気になる人はちょっと離れているけど新館(佳松亭)に行けば、ウォシュレット付きのトイレが使えます。食事も質素です。でも食べ物もお酒も持ち込み放題。
多少贅沢をしたかったら、本館ではなく「佳松亭」か「山荘」にお泊りになることをお勧めします。
温泉は、素晴らしい!まさに大正時代を彷彿させる「元禄の湯」は絶品。その他に雑木林の中の露天風呂「杜の湯」もGoodです。



3.「たむら」の立ち寄り温泉
友人のH夫がお勧めの「四万たむら」の温泉。7つの異なる温泉があって、それぞれに風情があって素晴らしいとのこと。
早速行ってきました。う~ん、玄関からして風雅な趣きだ。こりゃ、高級そう。日帰り入浴の料金1,680円を支払ってタオルを受け取り、まずは代表的な「甍(いらか)の湯」から挑戦。その後、露天風呂「森のこだま」、檜風呂「御夢想の湯」・・・、結局1つを除いて6つの温泉に入った。
この間、男性客は一人もおらず、この高級旅館の素晴らしいお湯を完全貸し切り状態。これまた幸せな経験でありました。
四万温泉にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてください!(泊まると、一泊25,000円は下らないようです)



4.温泉連泊の勧め
今回連泊してみて、その時間的余裕とノンビリ度、いろいろやれる自由度など、一泊ではなかなか味わえない経験が出来た。
平日に2日休みを取るのは大変かもしれないけど、せめて土、日、月の2泊したい。それも同じ宿に連泊で。積善館には若いカップルや中年夫婦、親子連れで、僕と同じ連泊組が結構いた。今流行りなのかね?

5.一人投宿の勧め
まぁ、これは誰でも出来ることではないけれど、機会があればぜひお勧めです。誰にも気兼ねせずにやりたいことをやる一人旅、これはまさにお勧め。
今回の積善館本館、一日目は9組(9部屋)の宿泊があったけど、そのうち3部屋が一人投宿。僕を含めた中年オヤジが2名、初老のご婦人が1名。2日目は14部屋中、5部屋が一人だった。(食事で分かるんです)
それなりの年齢までの女性は、温泉旅館の一人投宿はちょっと敷居が高いかもしれないけど、もう大丈夫だと思いますよ。気儘な一人旅、いいですよ~!

以上、四万温泉ならびに連泊・一人旅のお勧めでした!







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