呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「青春18きっぷ」第2弾~野沢温泉・長野善光寺の旅③

2008-08-22 | 徒然なるままに

♪8月19日(火)

翌日は飯山線で長野に向う。空は結構明るいのに雨が降っている。
長野行きの飯山線は、二両編成だ。
両側を森に囲まれたような線路を進む。
ところどころ、線路の上に金網がトンネルのように張り巡らされ、そこに木々が覆い被さっている。
まさに緑のトンネルだ。
千曲川も近づいたり離れたり・・・。

長野には11時過ぎに到着した。
今回の旅行の目的は、上越線のループ線と野沢温泉、そしてもうひとつあった。
それが善光寺表参道の端っこ、善光寺入り口の蕎麦屋「大丸」で蕎麦を食べること。
「大丸」は、学生時代夏合宿に来るたびに善光寺にお参りし、帰りにみんなで寄った蕎麦屋さんだ。
地元でも有名な店で、美味しい信州蕎麦を食べさせる。
今回も雨のなか、テクテク長野駅から30分も歩いて善光寺に辿り着いた。
(雨だからバスに乗ればよかった・・・)

ちゃんと善光寺をお参りして、ちょうどお昼の時間となりました。
さぁ、お目当ての「大丸」へ!

まずはビールでしょ!
生ビールとお漬物を頼んだら、新鮮な野沢菜が出てきた。
いやぁ、シャキシャキして上品な味だ。美味いなぁ。
その後は、昼にも関わらず冷酒を頼んでしまった。地酒の「西之門」(善光寺吟醸)

お通しに「蕎麦の実入りなめたけ」が付いた。これがまた日本酒に合うこと!
(これをお土産に買って来ようと思い、忘れた)
いい加減気持ちが良くなって来たところで、ざる蕎麦を頼む。
さぁ来ましたよ、ざる蕎麦が! 思わず食い気が先走り(あと、酔っていたもので)、写真を撮ることを忘れた・・・。
ウン、美味い!更科とは違って少し太目の手打ちで、蕎麦の香りがしっかりする田舎蕎麦の味わいだ。
・・・ところが美味いんだけれど、僕の勘違いか、ちょっと印象が違った。
昔食べた大丸の蕎麦はもっと太く、正に「田舎蕎麦!」だったような気がしたんだけど。
30年近く前のことだから、勘違いかなぁ。
山形や北海道恵庭の太くて硬い田舎蕎麦が好みなものだから、単純にそう思い込んでいたのかなぁ。
でもいずれにしても美味しい蕎麦でした。満足、満足!

帰りには、「大丸」の向かい側にある、これまた全国的に有名な唐辛子の「八幡屋礒五郎」に寄った。
今年の春に店舗改装を行ったそうで、すっかりきれいなお店になっていた。
思わず「七味(中辛)」と「一味(大辛)」を買ってしまった。
辛いもの好きだから、せっせと使おう!



すっかりいい気分(というか結構酔っ払っている)になって、13:47発のしなの鉄道に乗った。
ここからは、長野→軽井沢→(バス)→横川→高崎→上野・・・という復路。
今回の旅で知ったが、なんと今は軽井沢ー横川間って在来線は走っていないんだね!
新幹線だけ!在来線で行こうと思うと、碓氷峠をバスに乗らなければならない。
横川が在来線の終点になっちゃったんだ。なんかなぁ・・・。
昔は特急あずさが横川に到着すると、電気機関車をお尻に2台連結して、えんやこらと特急を押し上げたものだ。
その連結時間の間に、横川名物の釜飯弁当を買って・・・。
結構風情があったのにねぇ。
新幹線が開通した後では、そんな面倒で経費もかかることはやっていられないということになったんだろうか。
ちょっと残念だ。
それに長野(篠ノ井)ー軽井沢間の「しなの鉄道」は第三セクターの路線なので、「18きっぷ」が使えない。これもなんだかなぁ~。
まあ、雨で霧深い碓氷峠をバスで行くのも、それはそれでいいんだけどね。

最初の計画では、この後高崎から「八高線」を乗り継いで、立川(南武線)経由で矢向まで帰ってくるはずだった。
なんかちょっとかったるくなって、高崎からそのまま上野に向った。
その方が1時間以上早く着く。
ちょっと八高線と南武線を3時間乗り継いで帰るのはきつい。
最後は「鉄ちゃん」に徹し切れなかったオヤジでした。
でも、楽しかったぁ~!
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「青春18きっぷ」第2弾~野沢温泉・長野善光寺の旅②

2008-08-22 | 徒然なるままに

さぁ、「外湯巡り」
野沢温泉には13の「外湯」がある。画像は一番大きな「大湯」
どのお風呂も無料で誰でも入れる。いわゆる「源泉掛け流し」で、湧き出る温泉をそのまま引いている。
だから熱いこと熱いこと!多少水でうめても45℃ぐらいにしかならない。
でも透明ながら硫黄臭の強いお湯は少しトロっとしていて、体に良さそうだ。
地元の人は、体も頭もこのお湯を湯船から汲んで洗っていた。
結構「湯の花」が浮いているが、そんなことお構いなし。
「毎日このお湯に入れば、汗疹や水虫もすぐ治るだろうなぁ」なんて、変なことを思い浮かべる。

「大湯」の内部です。新しい建物の外観からは予想できない「古色蒼然」とした秘湯的趣きの湯船だ。
その他に「十王堂の湯」「河原湯」「熊の手洗い湯」と、合計4ヵ所の外湯に入湯。
(下の画像は「熊の手洗い湯」)

お湯が熱いので、気温が低い秋や冬ならもっと楽しめたろう。
温泉大好き(特に秘湯好き)の友人H夫妻は、13箇所全部入ったそうだ。
「大湯」「熊の手洗い湯」はHのお勧め。
今度はみんなで「スキー&外湯」だね。


宿泊先の「さかきや」のお風呂も外湯に負けない「味」があった。
さすが旅館のお風呂、源泉そのままの湯船(50℃!)とぬるめ(41~42℃)の湯船に分かれていた。
そりゃそうだ、子供なんて熱い風呂には入れないもの。


さぁこれだけ風呂に浸かりゃぁ、ビールが美味いぞ!
「さかきや」は「ほんわかかけ流しひとり旅プラン」というコースで予約した。
これに「板長お勧め馬刺し」を付けて1泊12,800円
最近はこういう「一人旅」用のプランを用意する旅館も増えているようだ。
部屋も広いし、食事もそれなりだし、こういうプランはありがたい。

食事は山菜中心のもので、鮎の塩焼き、小鍋が付く。それに馬刺し。
この馬刺しだけで、プラス2,000円はちょっと高いかな?
でも新鮮な生馬刺し(冷凍モノじゃないと思われる)で美味しかった。
お酒は飯山の「水屋」

前回同様、部屋に敷いてあった布団にそのまま倒れこみ、TVを観ながらいつの間にか爆睡。
目が覚めたら12時近かった。今回はそれから風呂に行く気力はなく、そのまま就寝です。
翌朝、もう1~2箇所外湯を回ろうかと思ったが、生憎の雨。
宿のお湯にゆっくり浸かって、朝ビールを・・・。
これが最高だね!朝風呂に朝ビール。非日常的で最高!!

to be continue・・・
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「青春18きっぷ」第2弾~野沢温泉・長野善光寺の旅①

2008-08-22 | 徒然なるままに

♪8月18日(月)

昨日まで仙台の両親が居たが、今日から早速「青春18きっぷの旅」第2弾だ。
上野から高崎、六日町から北越急行経由で飯山線の十日町、そして戸狩野沢温泉まで。
戸狩野沢温泉駅からはバスで野沢温泉に行く。

7:49に川崎から東海道線に乗る。
お盆休み明けの月曜日、普通にサラリーマンやOLが乗っている。しかもいつも僕が通勤で乗っている時間帯の電車。
そんな電車に、僕は短パン・帽子姿、鼻の下には髭を伸ばして、違和感丸出し。

上野で高崎線に乗り換え。
朝の下り電車なのでガラガラ。ボックス席に一人で座れた。
2時間弱で高崎到着。高崎線って、上尾とか鴻巣、本庄を通るんだね。
会社の先輩のUさんは、鴻巣から丸の内に通っている。
毎日ここから通っているんだぁ~、と何とはなしに感心。

高崎で上越線に乗り換える。
この辺では、旧の車両が使われている。(冒頭画像)
東海道線でも3~4年前まで使われていたのにねぇ。とても懐かしい!
水上で再度乗り換え。この先にループ線が2箇所ある。これが今回の旅の楽しみのひとつだった。



分かりますか?路線図の一番下の線。クルン!と2箇所、線路が回っているんです。
でも実は延々と続くトンネルの中なんだね。
う~ん、グルッと旋回していることは、トンネルの中だとほとんど実感できない。ちょっと残念!
でもこのトンネル内に駅がいくつか在る。今度はこの駅で降りてみたい。

六日町に到着。北越急行に乗り換えだ。
30分ほどで飯山線の十日町に到着。十日町では約20~30分の乗り継ぎ時間があったので、弁当を買いに改札の外に出る。
でもほとんど店がない!
かろうじてスーパーがあり、普通の幕の内弁当と缶ビールを買った。



飯山線は一両編成だ!(二両編成もあります)
この列車が、両側を鬱蒼とした木々の壁に囲まれた単線をゴトゴト進む。
時折、車窓にはゆったりと流れる千曲川が望める。なかなか風情がありますよ!
実は、この飯山線には30年ぶりぐらいで乗った。
学生時代のギター部の夏合宿が毎年飯山で行われた。
今日とは逆の長野経由で、飯山線に揺られてそれぞれギターとカバンを抱えて合宿所に向ったっけ。懐かしき青春の想い出。

さぁ、戸狩野沢温泉駅に到着。バスに乗り換えて野沢温泉に向う。
20分弱で野沢温泉に着き、今晩の宿「さかきや」にチェックインした。
そして早速野沢温泉の「外湯巡り」に出かけました。

to be continue・・・
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