今日は憲法記念日。
私は大阪の門真市の出身、小学校の校歌に「秀でし人を 育みし~」とあり、それは誰か。一人は松下幸之助氏、松下幸之助氏は松下電器の社長、長者番付のトップだった人。
もう一人の有名人が元首相の幣原喜重郎氏である。
そう、日本憲法が作られた時の首相である。
郷里の首相が作った平和と人権の日本国憲法、素晴らしいと長らく思っていた。
しかし、次のウィキペディアの記事を見るとどうだろう。
サンフランシスコ平和条約とは、第二次世界大戦後の平和条約で、日本国と連合国各国の平和条約である。この条約の発効により、連合国による占領は終わり、日本国は主権を回復した。1951年9月8日調印、1952年4月28日発効。
つまり、主権なき時代に作られたもの、つまり、仮りの憲法、憲法草案に過ぎないのです。それを今、非常に残念に思っている。幣原さんがけしからんということではなく当時としてそれが精一杯だったのだろうと思う。
今、憲法の改正を考えられているが、主権者が主権者による主権者のための憲法に新たに作り直してほしいと思う次第である。人権の大切さは論を待たないが、主権あってのもので主権者が守るものである。